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新生VAIOが「究極の道具」と語るフリップ機構採用の高性能ノートPC「VAIO Z」速攻レビュー


2014年7月にソニーから譲渡され新しく設立されたVAIO株式会社が2015年2月16日に行われた新製品発表会でフリップ機構を採用したノートPC「VAIO Z」を発表しました。タッチ&トライ会場でVAIO Zの実機を触ることができたので、さっそく仕上がりや使い心地を確かめてみました。

VAIO | 商品情報 | VAIO Z
https://vaio.com/products/z/

これが「VAIO Z」。13.3型ワイドで、解像度はWQHDの2560×1440、OSはWindows 8.1 Pro Update 64ビット、カラーはブラック・シルバーの2色展開です。


キーボードはこんな感じ。


静電式タッチパネルを搭載。


機体の質感はしっかりしていながらシルキータッチで、タッチパネルの横、キーの下部分はよく触れる部分なだけに繊細でさわり心地のいいものになっていました。


キーストロークは約1.2mm。ピッチは約19mmです。薄型ノートPCのキーボードにありがちな頼りなさは一切なく、しっとりしながらもカチッとした打鍵感で、キーボードの作り込み具合が伝わってきます。


横から見るとこんな感じ。


シルバーの背面。


ブラックの背面はこんな感じ。シンプルですがさりげなく「VAIO」のロゴが入れられています。


薄さは15.0から16.8mm。


左側面には充電口とHDMIポート・ヘッドフォン端子・SDカードスロット。HDMIポートからの外部出力は4K(30fps)に対応しているとのこと。


右側面にはUSB端子と排気口・電源ボタンがついています。


ボリュームボタンはヒンジの横についていました。


底面。


ヒンジ側にはスピーカーとカメラを搭載。 リアカメラは“Exmor RS for PC” CMOS センサー搭載8Mカメラを採用しており、799万画素です。なお、この底面のスリットから吸気して、側面スリットから排気する構造で、底面スリットにはほこりの進入を防ぐためのフィルター付きとなっています。


正面から見るとこんな感じ。


ディスプレイ下部には「RELEASE」と書かれたボタンがあります。


ボタンをスライドさせると……


フリップ機構でディスプレイの向きを変更できる仕組み。


ディスプレイを外側に向けて表示させ、タブレットのように使うことも可能。


重さは1.34kgなので「片手でも軽々持てる」というわけではないのですが、薄い端末なので持ちやすくはありました。


以下のような感じで、背面の真ん中あたりから、くるりんとディスプレイの向きが変えられるというわけです。


左が従来モデルで、右が「VAIO Z」。高演色LED液晶でsRGBカバー率は100%、従来のモデルよりも鮮やかな色合いを実現しています。


またVAIO Zはデジタイザースタイラスを同梱。


ペン先はこんな感じ。


書き心地は非常になめらかで、カクつきや描画の遅れなどは特に感じませんでした。


・つづき
新生VAIOが「モンスター」と呼ぶ、圧倒的性能を見せつける2in1端末「VAIO Z」レビュー - GIGAZINE

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in レビュー,   取材,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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