取材

1階が酒場で2階が客室になっているイギリスの伝統的宿泊所「The New Inn」


イギリスにあるパブというタイプの酒場は、もともと酒の提供だけではなく簡易宿泊所などの施設も備えた場所として18世紀から19世紀にかけて発達したそうです。現在のロンドンにも何店舗か酒場兼宿泊所として運営しているパブがまだまだ残っているようで、その中の1つである「The New Inn」に行ってきました。

The New Inn
http://www.newinnlondon.co.uk/

The New Innに到着しました。1階部分がパブスペースで、2階と3階が客室になっているようです。


店内に入ってみるとこんな感じで、早朝だったためお客さんの姿はありません。


バーカウンターに歴史を感じます。チェックインもバーカウンターで済ませて鍵をもらったら部屋に移動


部屋に向かう途中で見かけた看板には、「明日朝食をベッドで食べたいなら、今晩はキッチンで寝な」と書かれていて、かなり強気な姿勢です。


店内の1番奥にある扉を抜けると……


「PRIVATE」と書かれたドア。受け取った鍵でドアを開けます。


ドアを抜け、階段を上って2階の客室へ。古い建物なので、エレベーターはありません。


階段を上がってすぐ右手に、今回宿泊する5号室を発見。早速入室します。


なお、鍵は部屋と階段下の扉用の2種類がありました。


部屋の内部は以下のムービーから確認できます。

「The New Inn」5号室 - YouTube


中に入ってみるとこんな感じで、大きなダブルベッドが1つ。


ベッドの向かいには椅子と机があります。


机の上に置かれていた「VINTAGE」という雑誌とテレビのリモコン。


グラスがとマグカップが2個ずつ付いているお茶セット。


こちらの箱の中には……


コーヒー、紅茶、砂糖などが入っています。


椅子は花柄で少しオシャレな感じ。


部屋の壁には川を進むボートの白黒写真が飾られています。


壁に設置されているのは、イギリスの家電メーカー「ALBA」のテレビ。


ベッド左側のサイドボードにはPHILIPSのデジタル時計とティッシュが置かれています。


ティッシュをどけるとコンセントとベッドの両脇に付いているライトのスイッチがありました。


ベッドの右側にも同じようにライトのスイッチとコンセント。


こちらがベッドサイドのライトで、少しモダンなデザイン。


ベッドの右側には窓があり、朝になると光が差し込みます。


窓から見えるのは住宅街。


こちらはセントラルヒーティングとよばれる暖房設備。


部屋のライトは画像で見るよりもすこし暗めでした。


バスルームは少し古さが残っており、浴槽は付いていません。


トイレはかなりシンプル。


洗面台には1つの蛇口で温度を調節できるものでは無く、熱いお湯と冷たい水が出る蛇口が2つ付いていました。


洗面台に付いているボディソープは、盗まれないようにしっかりと固定されています。


なぜかタオルは5枚もありました。


こちらは1人用のシャワールーム。


シャワールームにも洗面台にあったものと同じボディソープがあります。シャンプーなどのアメニティは付いていません。


シャワーノズルから出るお湯はかなりゆるめで、少し物足りない感じ。


シャワーの水量は上、温度は下のレバーで調節します。


1階にあるパブは夜になるとお客さんがやってきてとてもにぎわっていましたが、客室に声や音楽などは聞こえてきませんでした。


パブにはオーナーが飼っている犬がいつもウロウロしており、犬が苦手な人は少し注意したほうがいいかもしれません。1泊の宿泊料金は時期によってかなり変動があるようで、The New Innのサイトには記載されておらず、メールか電話でオーナーの人に問い合わせます。オーナーによると80ポンド(約1万2000円)から150ポンド(2万3000円)とのことでした。

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in 取材,   動画,   ピックアップ, Posted by darkhorse_log

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