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2013年に世界を変えるであろう10個のテクノロジー

By x-ray delta one

身の周りにある難しい問題を解決し、人間の可能性を広げるような新しい技術が日々生み出されていますが、MIT Technology Reviewはそんな数ある技術の中から2013年に世界を変えるであろう10のテクノロジーを発表しています。

Introduction to the 10 Breakthrough Technologies of 2013 | MIT Technology Review
http://www.technologyreview.com/featuredstory/513981/introduction-to-the-10-breakthrough-technologies-of-2013/

◆01:ディープ・ラーニング

ディープ・ラーニングとは、人間の頭脳を構成する無数の神経細胞のメカニズムを従来よりも正確に模倣した新種のニューラルネットワーク技術のこと。現在Googleや中国の検索エンジン百度が研究に取り組んでおり、検索エンジンの精度をより高めることができると考えられています


◆02:刹那的なソーシャル・メディア

生みだされてはあっという間に消えてしまうメッセージは、オンライン・コミュニケーションのプライバシーの質を高め、人々をより自由に、自発的にしました。


◆03:新型出生前診断

イルミナの技術によって胎児のDNAを読むことが可能に。これは遺伝子革命の次のフロンティアと言えますが、まだ見ぬ赤ん坊の遺伝子を読むことに対し、妊婦や医者に混乱を招きかねないと懸念の声も上がっています。


◆04:新たな生産方法

昨年のトレンドの一つは3Dプリンターの大衆化でしたが、世界最大の複合企業ゼネラル・エレクトリックはジェット機のパーツを3Dプリンティングで作り初めており、企業の生産の形も大きく変わってきています。


◆05:メモリー・インプラント

神経科学者によれば、人間の脳のうち長期記憶を行う部分のコードを解明したとのこと。これが事実ならば脳にインプラントを埋め込むことも可能になると考えられています。


◆06:スマート・ウオッチ

加速度センサーや防水機能を備えた電子ペーパーを使ったPebbleはiPhoneやAndroid端末とBluetooth経由で情報をやり取りできる腕時計。スマートフォンをポケットに入れたまま操作できるようになります。


◆07:携帯電話からビッグ・データを収集する技術

比較的安価な携帯電話を使い人々の情報を収集・分析することによって、人々の動きや状態を洞察することができ、病気がどのように広まっているのかということの理解にも役立ちます。


◆08:スーパーグリッド

スイスの電力機器大手ABBはインド電力網公社から、インド北東部とウッタル・プラデーシュ州アーグラ市を結ぶ約1728キロの送電プロジェクトのための超高圧送電システムを9億ドルで受注。高性能の配線用遮断器を使うことによって直流送電の送電網を作ることに成功しました。


◆09:効率的なソーラーシステム

太陽エネルギーを使った発電は効率性の問題がネックとなっていましたが、近年、従来の2倍のエネルギーを生み出すソーラーシステムが開発されており、既存の化石燃料に置き換わる日も近そうです。


◆10:バクスター

ルンバを開発したロボット工学者、ロドニー・ブルックスが新たに発明したのが産業用ロボット「バクスター」。これは中小企業が導入できる安価なロボットで、簡単な設定で商品の箱詰めや組み立てなどを教えることが可能。


なお、バクスターが実際に作業する様子は以下のムービーから見るこができます。

Rethink Robotics: Meet Baxter - YouTube

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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