取材

焼きたてピッツァ食べ放題の「グラッチェガーデンズ」でピザを食べまくってきた


すかいらーく系列のイタリアンレストラン「グラッチェガーデンズ」が店舗限定でピッツァの食べ放題を行っています。オーダー式のバイキングになっていて、ピッツァが焼き上がるごとにスタッフがテーブルまで配りに来てくれるとのことなので、さっそく食べまくってきました。

ピッツァ食べ放題セット|メニュー情報|グラッチェガーデンズ|株式会社すかいらーく|すかいらーくグループ
http://www.skylark.co.jp/grazie_gardens/menu/pizza.html

「イタリアンガスト グラッチェガーデンズ」に到着、ピッツァ食べ放題セットは税込1153円というのを大きくアピールしています。ちなみにイタリアンなのでこだわりがあるのか、すべて「ピザ」ではなく「ピッツァ」表記です。


お店の内部はこんな感じ。開店直後ですが、すでに何組かのお客さんが来ていました。ピッツァ食べ放題のお客さんでしょうか……?


ピッツァ食べ放題セットには、ピッツァ食べ放題+メイン料理+イタリアンサラダ+ドリンクバーのセットA(税込1153円)、セットAにデザートがついたセットB(税込1298円)、セットBより豪華なデザートが選べるセットC(税込1398円)の3種類があります。


ガスト系列ではおなじみのドリンクバーも設置。


まずピッツァを頼む前にメイン料理を注文する必要があります。今回は「赤海老とずわいがにのトマトクリームスパゲッティ」「温玉ミートドリア」「ハンバーグ&ソーセージのグリルデミグラスソース(ライス付)」「食べるスープミネストポトフ Lサイズ」を注文。


さっそくサラダが到着しました。


イタリアンドレッシングがかかっています。味はごくごく普通のイタリアンサラダ。酸味が幾分強めな気がしました。


待つこと10分程、「ハンバーグ&ソーセージのグリルデミグラスソース(ライス付)」が到着しました。通常のグランメニューでは税込523円。


ハンバーグを切ると肉汁があふれ出します。味はオーソドックスな合挽肉使用のハンバーグといった感じ。


ポテトにのっているタルタルソースで味を変えながら食べることもできます。


お次は「温玉ミートドリア」。値段は通常のグランドメニューだと税込523円。温玉無しだと税込418円。


チーズ、ミートソース、クリームソースという三重構成になっており、ちょっと油分が多め。


温玉を混ぜて食べるとちょっとマイルドになります。


お次は「赤海老とずわいがにのトマトクリームスパゲッティ」。グランドメニューではマスカルポーネチーズが加わって税込838円です。


赤海老は殻付きで入っており、この殻からもパスタソースに味が出ています。


ズワイガニの身もパスタの上にのせられており、しっかりとカニの味がします。


全体的にはトマトとクリームの味が強めで、そこにカニとエビも加わってくるので、単品の値段を考えるとオススメです。


お次は「食べるスープミネストポトフ Lサイズ」。値段はグランドメニューだと税込628円。


ごろごろと大きなキャベツ、刻まれた野菜、ソーセージが入っています。


キャベツは大きめに切られていて、甘みがたっぷり。


ソーセージは肉感が薄め。ぱりっとした歯ごたえです。


少し煮崩れたニョッキも入っていました。このポトフはカロリーが304kcalと低めだったので、食べ放題の前にはちょうどいいかと思い注文したのですが、むしろかなりお腹に溜まってしまい逆効果でした。食べ放題のピッツァをメインで食べたいという人はあっさりとしたパスタを選ぶか、食べるのを後にしておくなどしたほうがよさそうです。


全品を食べ終えてさっそくメインのピッツァ食べ放題へ。


こちらが食べ放題メニュー。全12種類から選ぶことができます


ピッツァのサイズは直径27センチで10ピースのレギュラーサイズと……


直径15cmで4ピースのスモールサイズがあります。


まずはスモールサイズがやってきました。iPhone 4Sと比べるとピザの直径の方がちょっと大きいぐらい。


ラージサイズになると直径がiPhoneの2倍ぐらいあります。


ラージサイズにスモールサイズを重ねるとこれぐらいの違いがあります。いろいろな種類を食べたいという人はスモールサイズの方がよさげ。


ピッツァの生地はナポリ風の「やわらかタイプ」と、ローマ風の「パリッとタイプ」から選ぶことができます。ただし今回はお店の都合で生地を選ぶことができず、全て「やわらかタイプ」でした。……たくさん食べそうだったので、生地が厚いナポリタイプをオススメされたのでしょうか。


今回注文したナポリタイプは横から見るとこんな感じです。


今回はSサイズのハーフ&ハーフを利用して全種類を食べてみることにしました。一枚目に頼んだのは「マルゲリータ」と「トマトとバジルのピッツァ」です。上半分の生のトマトが乗っているのがトマトとバジルのピザ。生のトマトがのせられている以外、マルゲリータかなり見た目が似ています。マルゲリータはグランドメニューだと税込628円。トマトとバジルのピッツァは食べ放題オリジナルメニューです。


通常、焼き上がったピザができるとスタッフがテーブルを回るので、声をかけると1ピースずつ渡してもらえますが、この時間帯は人が少なかったのか、注文したピザがそのまま丸ごとテーブルに届く形に。そのため、テーブルでピザカッターを使いカットします。


マルゲリータからいただきます。


メニュー写真と比べるとかなりトマトソースが少ないように見えますが、食べてみても実際に少なめ。しかし、そのおかげであっさりペロリと食べられます。バジルも風味付け程度に抑えてあってクセがないので、頼んでおいてよい一品だと思います。


トマトとバジルのピッツァはマルゲリータと似ていますが、生のトマトが乗っている分だけトマト味が強めで、さっぱりとしています。


次は「ピリカラサラミのピッツァ」と「ゴルゴンゾーラのピッツァ」。上半分がゴルゴンゾーラのピッツァ、下半分がピリカラサラミのピッツァです。


通常グランドメニューで頼んだ場合税込み733円で、ゴルゴンゾーラは「臭い」と感じる人が多いですが、このメニューはその臭みが抑えられており、食べやすくマイルドな味です。ゴルゴンゾーラのピッツァにははちみつをかけて食べることがあるので、テーブルに置かれているはちみつを使うのもアリ。かけるまえは塩気のあるメインディッシュが、はちみつの甘みが加わることでデザート風になります。これが食べ放題に含まれているというのはなかなかお得な感じがします。


ピリカラサラミのピッツァは食べ放題オリジナルメニュー。トマトの味が強く、あまり辛くありません。


「マヨコーンのピッツァ」もハーフ&ハーフで注文していたのですが、1枚フルサイズで到着。


商品名には「マヨコーン」とついていますが、マヨネーズの味は弱く、トマトソースとコーンの味が前に出てきています。甘みが強いので子どもでも食べられそうなピッツァです。こちらも食べ放題オリジナルメニュー。


「イカのアンチョビソースピッツァ」(上半分)と「キーマ風ピッツァ(カレー風味)」(下半分)、ピッツァの上に見えている白いものはイカの切り身です。


お次はイカのアンチョビソースピッツァ。イカの切り身がたくさん乗っているシーフードピッツァですが、アンチョビの味はあまり感じられませんでした。


キーマ風ピッツァ(カレー風味)はちょっと油っこい感じ。トマト風味が強く、挽肉にカレー味は付いているもののそれほど辛くないので、食べやすい作りになっています。

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レギュラーメニューでは税込639円の「ベーコンポテトピッツァ」、これもハーフ&ハーフではなく1枚でやってきました。


マッシュポテトにマヨネーズ、ベーコン&トマトソースとかなり大味でアメリカンテイスト。メニューには「トッピングがシンプルだからいくら食べても飽きません」と書かれていましたが、なかなか……。


「アスパラとベーコンのジェノベーゼ」(上)と「小海老の明太クリームピッツァ」(下)


アスパラにバジル風味のジェノベーゼソースとベーコンを組み合わせたピッツァですが、バジル風味は薄め。アスパラの食感が押し出された一品です。


小海老の明太クリームピッツァは明太、クリームチーズ、海老、大葉の組み合わせ。下の方に明太の粒が入っており、プチプチとした食感を楽しむことができます。明太はあまり辛くないので子どもでも大丈夫。


食べ続けてきて、とうとうピッツァ全種類制覇まで最後の1枚。ラストは「蒸し鶏とレンコンの和風ピッツァ」(上)と「蒸し鳥とレモンのクリームピッツァ」(下)、どちらもグランドメニューにはない商品です。


「蒸し鶏とレンコンの和風ピッツァ」は鶏のささみを使用。味付けは醤油ソースで行われているそうですがあまり醤油は印象に残りませんでした。レンコンのコリコリとした食感はいいアクセントになっていて、鶏とも好相性。和風であまり重たくないので、食べ放題の中盤で箸休みに食べたい一品です。


「蒸し鶏のレモンクリームピッツァ」はレモンの感じは薄いのですが、ホワイトソースを使っているにしては軽い作りになっており、あっさり食べることができます。


今回は4人で挑戦し、メイン料理は1人1皿ずつ、ピッツァについてはSサイズ8枚とLサイズ1枚を平らげました。ピッツァは焼き上がるまでに空いている時間帯で約5分ほどかかり、テーブルに置いておくと冷めてチーズが固まったり味が落ちたりするので、次々に食べたいのであれば何枚も同時に注文するのではなく、ペース配分を考えて選んでいくのが大事です。

ちなみに、ピッツァ食べ放題は終了ですが、まだデザートが残っています。

「焼きたてアップルパイバニラアイス添え」は文字通り、焼かれたパイ生地に冷たいアイスクリームが乗っかっています。通常はグランドメニューで税込523円。


下のパイ生地がアツアツなのでどんどんアイスクリームが溶けていきます。


シナモンの味はそれほど強くなく、温かいアップルパイと冷たいアイスのコントラストが楽しめる一品になっています。


「選べるデザート盛り合わせ」。グランドメニューでは税込523円で今回は「自家製ティラミス」「もっちりショコラゼリー」「バニラアイスをチョイス」をチョイス。


ティラミスはマスカルポーネ、コーヒー、カカオパウダーの定番の組み合わせで、パウダーの苦みが少しありグッド。クリームには植物性の油が使われていますが、もう少しクリームにはこだわってほしいところです。


お次は「もっちりショコラゼリー」。見るからに濃厚そう…


かなりふんだんにゼラチンが使われており、もっちりというよりゼリーを固めに仕上げた印象。ゼリーの甘み、チョコの味ともにかなり強いものになっていて、さらにチョコソースがかかっており、かなりの濃厚さでした。


バニラアイスはアップルパイと同じものでした。オーソドックスなバニラアイスクリームです。


お次は「苺のズコット」です。グランドメニューでは税込418円です。ズコットとはイタリア発祥のドーム型で凍った状態、または半解凍状態になっているケーキのことです。今回出されたものはクリーム部分は固まってはいませんでした。


通常のケーキよりスポンジに対しクリームが多く、クリーム好きにはたまらない一品になっています。苺のクリームを食べているような印象です。


上にのっているクッキーのようなサブレーは、チーズで出来ていて少し塩分が含まれているので、甘くなった口をリフレッシュさせるために途中で食べるとちょうど良いです。


次はストロベリーパフェ。グランドメニューでは税込523円。


イチゴを3個分使用。


底にはチョコソースも入っており、ストロベリーとチョコレート、さらにはラズベリーソースと3種類もソースが入っており、複雑というよりとっちらかった味がします。


全20種類のメニューを4人で食べてお腹いっぱいになりました。メインメニューはそれぞれ約700kcal、ピッツァはSサイズ1枚で800kcal、デザートが300~400kcalあったので、1人当たりの摂取カロリーは2500kcal以上……。食べ過ぎにはくれぐれも気をつけて下さい。

メニューの印象としてはカレー、明太、ピリカラサラミなどどれも辛くなく子供でも食べやすいメニューが多く、ファミリー層の利用を想定しているようです。未就学の子供はなんとピザ食べ放題無料、小学生はメインメニューは無くドリンクバーとピッツァ食べ放題で税込み418円になっています。ピッツァの食べ放題をビュッフェ形式で行っているお店はありますが、全国展開されているチェーン店でテーブルまで持ってきてくれるピッツァ食べ放題というお店は多くないので、食べまくってみたいという人は一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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in 取材,   試食, Posted by darkhorse_log

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