段々チャレンジメニューのようになってくる3種の辛さが選べるサルサソース「ダニエルズファイアロースト」をいろいろな料理につけて食べてみました
サルサソースには多数の種類があり、その中の1つであるサルサ・ロハと呼ばれるソースはトマトを主体に唐辛子などの香辛料を混ぜ込んで作られたもので、メキシコやアメリカの料理でよく使われています。「ダニエルズファイアロースト」はアメリカで開催される食品を表彰する大会で37回表彰された実績のあるサルサ・ロハなのですが、一体どんな料理に合うのか実際にいろいろな料理につけて食べてみました。
Daniel's Fire Roast | The Salsa of Substance
http://www.fireroast.com/
「ダニエルズファイアロースト」は辛さが少ないものから「マイルド」「ミディアム」「ホット」の3種類があり、今回はそれぞれを同じ料理にかけて食べ比べながら試食してみます。
1番辛さを抑えたマイルドは「Roast」と「Mild」の文字が緑色にプリントされていて1瓶454g入りです。
原材料にはファイアローストされた良質のトマトの他にタマネギ、ハラペーニョ、コリアンダー、乾燥ニンニクが入っています。
ミディアムは「Roast」と「Medium」の部分をオレンジ色で表記。
ミディアムは3種類の中で唯一原材料にブラックビーンととうもろこしを含んでいます。
ホットは「Roast」と「Hot」の部分が赤い文字でプリントされていて、ラベルからして1番辛そうです。
ホットにはマイルドと全く同じ原材料が使われていますが、一番辛いとのことなので、唐辛子であるハラペーニョが多く使われているのかもしれません。
まずは3種類のソースを開封して見た目を確認します。
マイルドは水分が多めに含まれていてサラサラとしています。
ミディアムはコーンがごろごろ入っていて見た目も鮮やか。
ホットは他の2種類より少しだけ色が濃く、水分が少なそうです。
ということで試食。「ドリトス メキシカンタコス味」に「マイルド」「ミディアム」「ホット」の順に付けて食べてみます。
マイルドはソースに含まれているトマトやタマネギの食感や酸味がドリトスと絶妙にマッチ。ソース自体の味はトマトだけが前面に押し出されているわけではなく、にんにくの風味やタマネギの甘みも感じられグッドです。辛さは少しピリッと口に残る感じで辛いのが苦手な人でも大丈夫そう。
ミディアムはマイルドよりも一気に辛さが増していて、食べた後に口の中がピリピリします。ソースに入っているコーンの食感がシャキシャキ感をマイルドより増大させていていい感じです。ドリトスとの相性はいいですが、辛いのが苦手という人は「マイルド」を選んだほうがいいかもしれません。
ホットはマイルドと味のベースは同じですが辛さのレベルが全く違い、水なしで食べるのが厳しく、食後もしばらく口の中がピリピリしています。しかし、強烈な辛さの中にもトマトの酸味やタマネギの甘みはが感じられます。ドリトスとの相性はいいのですが、すさまじい辛さが口の中を襲うので辛いのが大好きという人はチャレンジする価値あり。
次にソースをサラダにかけて食べてみます。
まずはマイルドをサラダにかけます。
ソースの見た目が赤いのですごく辛そうに見えますが、野菜の水分が辛さを抑えています。サラダのシャキシャキした食感がソースの酸味と絡み合い爽やかな口当たり。
次はミディアムをサラダにかけて食べてみます。
チップスにつけて食べるとスパイシーだったミディアムも、水分を含むサラダと食べることで辛さが少しマイルドになり、さらにソースに入っているコーンが甘みをさらに強調していていい感じ。ただし、辛さが後からくるのでたくさん食べるときには飲み物を用意しておいたほうがいいかもしれません。
最後にホットをサラダにかけて食べてみます。
サラダと一緒に食べると「マイルド」「ミディアム」の辛さがかなり抑えられていたため、「ホット」も食べやすくなっているのでは、と期待しましたが、後からくる辛さは変わらず、食べ終わってもずっと口がヒリヒリと痛い感じ。
次はパンにダニエルズファイアローストを塗った上にチーズをのせて、オーブントースターで焼いて食べてみます。ちょっとリッチなピザトーストというわけです。
まずはマイルドから。パンの片面にダニエルズファイアローストをぬりぬりして……
その上にスライスチーズをのせます。
オーブントースターで2分間加熱したら……
ピザトーストの完成です。
マイルドを使って作ったピザトーストはチーズとの相性もよく、温めたことでサラダにかけて食べた時よりもさらに辛さが弱くなっているようです。ただ、甘さより酸味が強いためか、一般的なトマトケチャップで作ったピザトーストとはちょっと違う印象。
次にマイルドを使って作ったピザトーストと同じようにしてミディアム・ホットのピザトーストも調理します。
これがミディアムをつけて調理したピザートースト。
ミディアムをつけたピザトーストもソースを温めずに食べたときよりも辛さが抑えられていました。サラダと同様、コーンの甘みがプラスされており、マイルドよりピザトーストに適している様子。ただ、全く辛くないわけではなく、少し口の中がピリッとします。
ホットを塗ったピザトーストも完成。
ホットを使ったピザトーストは調理せずに食べた時よりは辛さがましですが、辛いことには変わらず今までに食べたことのないくらい辛いピザトーストが完成。とは言ってもピザトーストにもタバスコなどをかけて食べる人なら大丈夫そうな辛さです。
次は豚肉を塩こしょうで炒めてからダニエルズファイアローストをかけて食べてみます。
豚肉に塩こしょうをして中火で炒めていきます。
肉の赤い色がなくなるまで炒めたら……
ダニエルズファイアローストを上からかけて完成。
まずはマイルドからいただきます。豚肉の味と脂が酸味のきいたソースと絶妙に絡み合ってかなりグッド。辛みはほとんどなくなっていて食べやすなっています。ここまで試した中では1番ソースとの相性がよく、これならご飯と一緒に食べても大丈夫そう。
次に炒めた豚肉にミディアムをかけて食べていきます。
先のマイルドよりピリッとした辛さがアクセントになっていて、時折入っているコーンの甘さが引き立ちます。辛いのが好きという人にはちょうどいいかもしれません。
最後にホットを炒めた豚肉にかけて食べます。
ソース自体の味と炒めた豚肉は合っているのですが、食べた後に襲ってくる辛さがやはり厳しく、先の2品はそれほどでもなかったのですが、飲み物が欲しくなります。
豚肉を炒めてダニエルズファイアローストをかけた時にご飯にも合うかもしれないと感じたので、最後は直接ご飯にかけて食べてみることにしました。マイルドをご飯にかけると見た目は赤い辛みそがのっているようです。
マイルドをかけたご飯を1口食べてみると、ソースの酸味とご飯が新鮮に感じ、食べ進めていくとソースの味がご飯に勝ってしまい、途中で飽きてしまいます。
次にミディアムをご飯にかけて食べてみます。
コーンの食感が想像以上にご飯と合わず、しかしソースの味をダイレクトに感じられるため、食べた後にピリピリと辛さが増してきて飲み物なしでは厳しいスパイシーさ。
ダニエルズファイアローストだけではご飯には合わないのかもしれないと思いながらも、ホットをかけてチャレンジしてみます。
おいしく食べていたはずのに、いつのまにかチャレンジのようになっていることを不思議に思いながら1口食べます。ソースの味とご飯が最初の数口は合っているように思えますが、味が単調なため食べ続けることが難しく、口の中の燃えるような熱さだけが増していき、飲み物がないと食べ切ることができませんでした。
ということで、ダニエルズファイアローストは具だくさんでしっかりとした味わいのため、サラダやお肉など、トマトが合いそうな料理にはなんでもつけて食べてみたくなるくらいグッドなのですが、普段生のトマトを合わせて食べない料理には合わない傾向がありました。また、3段階の辛さが選べるという点は便利なのですが、よほどの辛いもの好きでないと「ホット」をたくさん食べるのはかなり厳しく、途中からチャレンジメニューか何かのような気配になってくるため、「おいしいものをおいしく食べたい」という人は「マイルド」や「ミディアム」をチョイスするのがオススメです。
なおAmazonでの販売価格は698円(税込み)となっていました。
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