100円マックよりお得、アメリカのマクドナルドにある1ドルメニュー全紹介
レジ横にはメニューではなく低カロリーな商品の一覧が……。アメリカのマクドナルドは勝手が分からず、写真付きで注文が簡単なセットメニューばかり頼んでいました。しかし、よく目を凝らしてみると「Dollar Menu」と書かれたところには1ドルの商品がずらり。「McDouble」だとパティが2枚も挟んであるのに、1ドル=88円の最新レートで考えても日本より安くなってしまうなんて。ソフトドリンクはどのサイズでも値段が一緒で、かつ店内であれば注ぎ足しもできます。日本では考えられませんが、ここは何もかもがビッグなアメリカ。だからこそ、どんな商品が出てくるのか気になって、Dollar Menuを全部調べてみました。
こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。アメリカでは1ドルメニューを含めて、マクドナルドにはお世話になりました。Wi-Fiでインターネットにも繋げて助かります。走行途中に立ち寄るとオアシスのようでした。
店の前に「Dollar Menu」のポスターが貼ってあったり。
こちらはソフトドリンク
$1はインパクト大です
この「Dollar Menu」は時間帯によって、販売されている商品が違います。モーニングメニューだと「McDouble」は注文できませんでした。ただし、モーニングメニューにある「Coffee(small)」は日中でも1ドルで頼めます。じっくりとメニューを見ないと分かりません。
番号を言うだけのセットメニューに比べると、Dollar Menuの注文は少し戸惑いますが、レジの人は優しいので何とかなります。語学で大事なことは単語でも発音でもなくて、伝えようとする気持ちですから。
◆Breakfast
Sausage McMuffin。ふっくらしたマフィンに豚肉のパティとチーズをはさんだ一品。
Sausage Biscuit。こちらはマフィンの代わりにビスケットではさんでいます。ビスケットがパサパサとしていて結構重いです。
Sausage Burrito。卵と豚肉パティを巻いたブリトー。
Hash Brown。しっかりと味のついた角切りのほくほくのポテトにからっとした衣。美味しいのですが、他のメニューと比べると寂しい……
Coffee(small)。熱々のコーヒーはこぼすと火傷しそうなくらい。
このDollar Menuで朝食を頼むとこんな感じです。ソフトドリンクも1ドル。
◆Rest of Day
McDouble。100円マックのハンバーガーがパティ1枚なのに対して、アメリカでは標準でパティが2枚。
McChiken。100円マックのチキンクリスプと似ていますが、こちらはピリッと辛い味付けになっていました。
Side Salad。マクドナルドの中でも稀な健康メニュー。セットメニューと一緒に頼むとバランスもよさそうです。
一緒についてくるクルトンとマヨネーズをかけるとこんな感じに。
Cookie。チョコレートチップとミューズリーの二種類で、しっとりしているクッキー。2枚で1ドルでした。
Fruit'n Yogurt Parfait。食後のデザートにぴったりなパフェ。コンビニみたいに商品は出来上がっているので、注文すると冷蔵庫から取り出してくれます。
一緒についてきたシリアルをふりかけて。
ストロベリー、ブルーベリーと果物も結構入ってました。
Vannilla Ice Cream Cone。日本でも100円で販売されているソフトクリームはアメリカでも1ドルです。ただ、なんだかアメリカンサイズでボリュームがあるように見えるのですが……。
Sweet Tea。甘い甘いスウィートティ。「特別なものが出てくるかな」と思って注文したら、容器はソフトドリンクと一緒で、ドリンクバーで自分で注ぐタイプでした。レシートの記載もソフトドリンクだったりして、スウィートティーは単体のメニューというより、ソフトドリンクに含まれている感じでした。
Soft Drink。公式ホームページのDollar Menuには含まれていませんがソフトドリンクはいつも1ドルでしたので。何も言わなければ、一番大きなカップをくれてこのサイズ。コーラやオレンジジュースなんかをドリンクバーで注ぎ放題です。アメリカ人が太るのも分かります。
このDollar Menuで昼食を頼むとこんな感じです。フライドポテト(スモール)もDollar Menuには含まれてないですが1ドルだったので。朝食と比べるとボリュームがあります。
レシートはこうなりました。アメリカは外税でユタ州だと、1ドルにつき6セントの消費税です。
Dollar Menuはアメリカマクドナルドの公式ページにも紹介されています。
Dollar Menu :: McDonalds.com
http://www.mcdonalds.com/us/en/food/meal_bundles/dollar_menu.html
Breakfast
Rest of Day
◆Burger King
マクドナルドに対抗して、バーガーキングにも「Value Menu」という低価格商品のラインナップがありました。ただし、マクドナルドと違って全部の商品が1ドルというわけではありません。
BK Bacon Burger(1ドル)、カリカリのベーコンは美味しいのだけど、見た目がすごく残念なんですよね。
BK Single Stacker(1.29ドル、約113円)、日本のバーガーキングでも販売されていたスタッカーの単品が、アメリカではValue Menuとして販売されています。
French Fries(1.19ドル、約104円)、小さいサイズだけど十分といえば十分。
Soft Drink(1ドル、約87円)、アメリカに慣れてしまうと16オンス(473ml)のカップが小さく思えてきます。店では注ぎ足しできるので、あまりサイズは関係ないのですが。
このValue Menuで昼食を頼むとこんな形になりました。手ごろなサイズでまとまっています。小計4ドル48セントに消費税40セントを足して、合計は4.88ドル(約426円)。
このValue Menuもアメリカのバーガーキング公式ページで紹介されています。
BK® Value Menu | Breakfast | Menu | BURGER KING®
http://www.bk.com/en/us/menu-nutrition/breakfast-menu-201/bk-and-reg-value-menu-215/index.html
BK® Value Menu | Lunch & Dinner | Menu | BURGER KING®
http://www.bk.com/en/us/menu-nutrition/lunch-and-dinner-menu-202/bk-and-reg-value-menu-225/index.html
このようにマクドナルドならDollar Menu、バーガーキングならValue Menuと低価格のラインナップも充実していました。ちょっとした時に単品で頼んでみても、セットメニューに付け足してみても、覚えておくと注文の幅が広がります。皆様もアメリカに行くことがあれば、試してみてはいかがでしょうか。
(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン
自転車世界一周取材中 http://shuutak.com)
・関連記事
日米のマクドナルドで購入できる最も大きいバーガーのサイズを比較してみた - GIGAZINE
ハンバーガー無料券をゲットするため、マクドナルド60秒サービスにチャレンジしに行ってみました - GIGAZINE
マクドナルドの実物とかけ離れた商品写真の撮影手順を詳細にレポートしたムービー - GIGAZINE
マクドナルドが日本以外で提供している海外のオリジナルメニューいろいろ - GIGAZINE
マクドナルドを抜いてサブウェイが飲食店チェーン世界最大に -
・関連コンテンツ