ハードウェア

広告をインターネットで接続するあらゆる通信から消し去る外付けハードウェア「AdTrap」


インターネットをしている最中にページ上に表示されている広告を除去するデバイスが「AdTrap」。PCだけでなくスマートフォンやタブレットなどのモバイル機器においても使用可能で、YouTubeなどの動画再生中に出てくる広告などを含めたオンライン上のあらゆる広告を表示しないようにできるため、画面の読み込み時間も短縮され快適にインターネットが行えます。

AdTrap - the internet is yours again
http://www.getadtrap.com/

AdTrap - February Pre-Order (On Sale Until Dec 25th) | AdTrap
https://getadtrap.myshopify.com/products/adtrap


AdTrapを使用している様子などは以下のムービーから見ることができます。

AdTrap - The internet is yours again - YouTube


インターネットの最中、広告のあるページは表示時間が遅かったり、押すべき場所と間違って広告バナーを誤クリックして違うページに移動させられてしまったりと不便なことが多々あります。


2003年と2012年のYahoo!を比較すると、近年においてページを占める広告がどれほど増えているかは一目瞭然です。


AdTrapは邪魔な広告を消し去り、インターネットをより快適にするハードウェア。


実際に使用している様子は以下から。AdTrapをモデムとルーターの間につなぎ、電源をオンにします。


リロードすると……


ページ上部と右側にあった広告が消え、すっきりとした画面に。


AdTrapは720MHzのARM Cortex-A8プロセッサ、256MBのDDR3 SDRAM、1GBのFlashストレージ、ZigBee、1GbpsのLANポート2つ、USBポート1つ、シリアルポート1つ、SDカードスロット1つを搭載しています(下記ムービー中画像ではスペックが低いのですが、想定以上に資金が集まったのでグレードアップしたことがここで告知されています)。同梱されているのは本体に加えてLANケーブル1本とAC電源1つ。


また、インターネットに接続されているルーター部分の通信から直接広告を消し去るため、PCだけでなく、モバイル機器に対しても使用可能。


左側がAdTrapを使用し広告を除去したタブレット、右側が使用していないタブレットです。基本的には接続するだけで設定しなくても稼働しますが、ブラウザ経由で接続することでフィルターリスト・ルールの追加や削除もできるようになっています。


なお、これはKickstarterで出資を募り、商品化までたどりついたもの。目標額15万ドル(約1200万円)のところ、21万3392ドル(約1800万円)を集めることに成功しており、第1弾の発送は2013年の2月を予定しており、さらに追加注文をこちらのページで受付中、本来は149ドル(約1万2400円)のところを現地時間の12月25日まではセール中なので129ドル(約1万円)になっており、支払はPaypalかクレジットカードが使え、日本への出荷もOKとなっています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Webサイトにある広告をフィルタリングしてブロックする無料Androidアプリ「Adblock Plus」 - GIGAZINE

Googleの広告枠を買っているのが一体どこの誰なのかよくわかる図 - GIGAZINE

Firefoxは収益の大部分を支えるGoogleとの契約を更新できるのか騒動まとめ - GIGAZINE

人気口コミサイトで上位に表示してもらうための広告費はスーパーボウル以上に割高 - GIGAZINE

in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.