攻殻機動隊のヘッドマウントディスプレイっぽい世界をリアルに体験できる「HMZ没入快感研究所」に行ってきました
映画館クラスの迫力ある仮想ワイドスクリーンが目の前に広がるヘッドマウントディスプレイ「Personal 3D Viewer」の、2012年10月13日(日)に発売される新モデル「HMZ-T2」を特別仕様にした「PROTOTYPE-SR」が「東京ゲームショウ2012」で体感できるというので、実際に装着して「没入快感」を体験してみることにしました。
お知らせ | ヘッドマウントディスプレイ | ソニー
こちらが公開実験が行われる「没入快感研究所」。
「PROTOTYPE-SR」が展示されているので、近くからマジマジと見ることができました。
装着している姿はサンバイザーをつけているような感じ。
イメージ的には「攻殻機動隊」に出てくるヘッドマウントディスプレイっぽい感じです。
「HMZ-T2」には無いカメラ付きというのが特徴で、リアルタイムの一人称映像とあらかじめ記録された映像を混在させることで、被験者に撮影映像と現実とを区別無く体験させる仕組み。さらにヘッドラッキングセンサを備えていることで、よりリアリズムを感じられるようになっています。
内側にはヘッドパッド。
下から見ると分かりやすいですが、顔にしっかりと固定できるようになっていて、周囲からの光を遮断し没入感を向上させるよう工夫されています。また、ジャイロセンサーも見えます。
ブースの中は真っ白で、設置されているイスに座って体験。
中でお姉さんにまずはレクチャーを受けます。
実際につけてみるとこんな感じ。思ったほど重さは感じられず、また固定もしっかりとできるため、ズレが気になるということもありません。
ヘッドホンを装着すると、準備完了です。
実際に体験してみると、目の前の映像がリアルなのかバーチャルなのか全く見分けがつかないほどでした。例えば映画館などで見る3Dの立体映像などではしばらく見ていると酔ってしまうほどの違和感を感じることがあるのですが、目の前に映っているものが撮影された映像でも、それとはわからないほどに立体感を持って見ることができ、まさに「没入快感」という感じ。視覚だけではなく、ヘッドホンによって5.1chバーチャルサラウンドが体験でき聴覚的にもグッと臨場感が出ているため、その効果は倍増されます。以下の写真は実際に体験している人が見ている映像。撮影された映像なのか、実物なのか見分けがつかないので、触れてみないとわからないほどです。
ネタバレにはなりますが、実際に体験している映像は以下が参考になります。
TGS 2012におけるヘッドマウントディスプレイ「PROTOTYPE-SR」体験風景 - YouTube
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