コケの入ったプランターが動き続ける迷路「Landscape Abbreviated」
観客参加型のアートを作っているNova Jiangさんの作品がコケの植えてあるプランターが動いて形を変え続ける迷路「Landscape Abbreviated」です。生き物をワナにかけるような古典的な迷路ではなく、建築的なアイデアとして作られたもので、訪れた人が絶えず進路変更を余儀なくされる予測不可能な仕上がりとなっています。
Nova Jiang » Landscape Abbreviated
http://www.novajiang.com/projects/landscape-abbreviated
ムービーは以下から。
Landscape Abbreviated on Vimeo
上から見るとこんな感じ。
外郭と入り口と出口は一定ですが、それ以外は絶え間なく迷路が動き、どんどん道の形が変わっていきます。
近づいてみると、迷路がプランターで出来ていることがよくわかります。
プランターは木製。
下から見るとこんな感じです。
迷路の入り口に女性がやってきました。直進しようとしますが……
手前のプランターが動き、さっきまであった道がふさがってしまいます。迷路は絶えず新しい道を作りだすようにプログラムされたソフトウェアによってコントロールされるとのこと。
ということで、直進は諦め右手の方向に進みますが……
再び道がふさがってしいました。
これ以上前に進めないので、左手の方向に転換。迷路は道の形をどんどん変えていくことで訪れた人の進路を変え、異なったものの視点を与えるようになっています。
壁沿いに進んで……
ゴール。
展示場では訪れた人々が動く迷路を楽しめるようになっています。
匂いをかぐ男性
ぼうっとしていると……
動くプランターに挟まれてしまいます。
ちなみに、プランターの中のコケはビルの脇や歩道の割れ目、地下鉄のゲートなどニューヨークの街角から集められたものが使用されているそうです。
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