スポーツカーのシートっぽいデザインのオフィスチェア「Blitz」に座ってみた
閃光という意味の単語「Blitz(ブリッツ)」をその名に冠した椅子「バウヒュッテ EX-23 ブリッツ(税込み1万2986 円)」。鮮やかなオレンジのラインを配したデザインなど、一般的なオフィスチェアではあまり見かけることのない外見が個性的で、背面のポケットやハンガーホルダーなどの機能も割と便利そうだったので、現物を借りて実際に座って使い勝手を調べてみることにしました。
こんな感じの段ボールに入って到着。
7つのメインパーツとローラーやネジなどの部品が入っているので、説明書を見ながら自分で組み立てる必要があります。
まずはキャスターの取り付け。特に工具などは不要で、手の力でキャスターの軸を脚部の穴に押し込めばOKです。
同様の作業を繰り返して5つのキャスターを装着します。
座部の高さ調節に使用するガスシリンダーは脚部の真ん中にある穴にストンと挿すだけ。
次に座部の裏側に座受けの金属部品を取り付けます。
付属の6角レンチを使って4本のネジを止めて……
こんな感じで部品を固定できればOK。
肘掛けも同様にネジ止めして……
以下のように両脇に取り付けます。
後は背もたれを肘掛けの間に置いてネジ止めするだけ。
以下のようにパーツが組み上がるので、先に組み立てておいた脚部に乗せれば完成。それぞれのパーツは重量があるので1人では割と疲れる作業となっており、時間も10分位はかかります。
できあがりはこんな感じ。
座部はポリウレタン製の合成皮革の内部にウレタンフォームが入った構造で、長時間座っていてもお尻が痛くなることがなさそう。
頭の後ろにも少しクッションが入っているので、背もたれを倒した際に枕のようになって快適。
デザインのアクセントになっているオレンジ色のストライプは立体的なチューブでできています。
わずかながらクッションが入った肘掛け。
肘掛けは跳ね上げ式になっているので、使わない時は背もたれの脇に収納可能。
高さや傾きの調節などは座部の下にあるレバーで行います。
ロックを外すと座部と背もたれを後ろに傾けることが可能。
キャスターが付いた椅子の脚の上には保護カバーがあるので外履きの靴を履いたままこの部分に足を置いて汚れが付いても目立ちません。
背もたれの裏側にあるベルトにはハンガーなどを引っかけておくことができます。
後ろから見るとこんな感じ。
iPadなどを入れられるポケット付き。
身長約165センチ、中肉中背の男性が座るとこんな感じ。座部、背もたれともに程よくクッションが効いており体が沈み込みはしないものの、かといって特定の場所に体重が集中して痛くなってくるというような事もない絶妙なバランスです。
肘掛けの高さは調節できないので体格や姿勢が合わないとPCを使う際には腕が少し窮屈な角度になってしまう場合もあります。
背もたれを倒して使用するとこんな感じ。
同製品のホワイトモデルは以下の通り。
背面や肘掛けなど、カラー以外の仕様はブラックと同じです。
座った感触も全く同じ。
というわけで、オフィスチェアはデザイン重視で選ぶけれども座り心地にも一定のクオリティを求めたい、という人は要チェックの製品です。
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