iPhoneに充電可能でコンパクトなサイズの「iPhoneプロジェクター」を使ってみました

従来品よりも約2.3倍明るく、iPhoneのカバーのように使えて、iPhoneの予備バッテリーとして充電もできる「iPhoneプロジェクター」は、ビジネスではパソコンとプロジェクターを準備することなく、手軽に持ち運べて、場所を選ばずに資料を大勢で確認でき、プライベートでは就寝前に天井や壁を使い横になったままYouTube・映画・写真を見て楽しんだり、外でスポーツのフォームチェックをしたりできます。iPhone4・4Sで使用可能です。
フォトレビュー、操作方法、実際に使用したムービーなどは以下から。
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◆フォトレビュー
「iPhoneプロジェクター」のパッケージ

中に入っているものは、マニュアル・充電用USBケーブル・iPhoneプロジェクター・プロジェクターを入れる専用ポーチ。

本体のサイズは横68×縦126×厚さ20mmで、表面下部にiPhoneコネクタがあります。成人男性の手で持つとこれぐらいの大きさ。

本体の重量は約120グラム。

裏面には、LED表示灯とiPhoneを充電するボタン。

上部にプロジェクターレンズがあります。

下部

右側面には、充電用Micro USBポート、プロジェクターのスタートボタン、風景モード切り替えボタン。

左側面に焦点ツマミがあります。

iPhoneプロジェクターとiPhoneを並べると同じぐらいの大きさです。

iPhoneとiPhoneプロジェクターを接続する場合は、iPhoneのDockコネクタを先にしてiPhoneプロジェクターへスライドさせて接続します。


接続完了

iPhoneとiPhoneプロジェクターを接続した場合の重量は約261グラム。

iPhoneとiPhoneプロジェクターを接続した状態でも、iPhoneプロジェクター前面の下部にiPhoneのマイク・スピーカー専用の穴があるので問題なく使用できます。

裏面。カメラの撮影もOKです。

上部

下部

右側面

左側面

◆本体の充電方法
iPhoneプロジェクターを充電する場合は、付属の充電用USBケーブルと、パソコンやiPhoneの電源アダプターをつないで充電します。フル充電にかかる時間は約5時間。

充電中はLEDが移動しながら点滅します。

◆iPhoneを充電する方法
iPhoneを充電をする場合は、本体裏面にある充電ボタンを押します。

iPhoneのバッテリーを空の状態から約80%まで充電が可能。

◆iPhoneプロジェクターの操作方法
投影をする場合、プロジェクターのスタートボタンを約3秒間押し続けると……

投影できるようになります。最大で120分間連続で投影が可能。※iPhoneを操作している操作画面を投影することはできません。

解像度は640×480ピクセル、キレイに映像を投影できる大きさは約60インチ。23型のモニターと比較するとこれぐらい。

一番小さい6インチの大きさを投影する場合は、約30センチの距離が必要です。

映像がぼやけている場合は、焦点ツマミで調整。

投影する映像によって、風景モードの切り替えボタンを押します。切り替えられるモードは色彩性能重視の映画モード、テキスト性能重視のウェブモード、消費電力を節約するECOモード。

◆無料専用アプリ
アプリをインストールしなくても投影は可能ですが、写真・動画・ブラウザ・YouTubeなどの投影が便利になるiPhoneプロジェクター専用アプリ「Aiptek Viewer」をiPhoneにインストール。

インストールした「Aiptek Viewer」をタップして起動。

あとは、ブラウザ・Liveカメラ映像・YouTubeなど投影したいものを選択。

アプリを使って写真を投影する動画は以下から。
「iPhoneプロジェクター」で写真を投影する一連の操作 - YouTube

◆どれぐらいの明るさで見えるのか、いろいろなところでiPhoneプロジェクターを使ってみた
プロジェクターのスクリーン。

花火の動画を投影したムービーは以下から。
「iPhoneプロジェクター」を使って花火の動画を見てみた - YouTube

部屋の壁。

少し明るくてもこのように使用可能です。

以下が「Keynote」を使ってプレゼンのスライドを壁に投影したムービーです。
「iPhoneプロジェクター」を使ってプレゼン - YouTube

こんな壁でもiPhoneプロジェクターを使って動画が見られます。

実際のムービーは以下から。
「iPhoneプロジェクター」を使って車載動画を見てみた - YouTube

ホワイトボード


シャッター


天井にも……

このように投影することができます。

また、ポケットに入れて持ち運べるので……

暗くて手元が見えない状況で、車などの鍵を開けるときにも使えます。

なお、iPhoneプロジェクターを高音質で映画などを楽しみたい場合は、Bluetooth接続のRockRizm(ロックリズム)などを使用すればOKです。

数年前は高くて手が出せなかったという人でも、iPhoneプロジェクターは1万9800円と手が出しやすく、見て分かるように同価格帯の他社製品と比較しても十分実用的な明るさが確保されており、しかもいろいろと使い勝手もよく、iPhoneと組み合わせられるシンプルでコンパクトなプロジェクターが欲しい!という人には最適です。
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