取材

普天間基地の移転先候補「辺野古」はこんな場所、というのがよくわかる写真まとめ


沖縄県宜野湾市にあるアメリカ海兵隊の基地普天間飛行場、通称普天間基地の移転先候補としてニュースなどでも度々耳にする辺野古とは一体どんな場所なのか、実際に現地に行って撮影してみることにしました。

Googleマップによれば、普天間基地から辺野古まで自動車で行った場合の移動距離は約52km。沖縄の中心地である那覇からは1時間ほどの場所にあります。


現在飛行場がある普天間基地をGoogleマップの航空写真で見ると以下のようになっています。

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一方、移転先候補の辺野古はこんな感じ。

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◆実際に行ってみた

辺野古には既にキャンプシュワブという海兵隊基地があり、辺野古に普天間飛行場の機能が移設される場合は、この基地を拡張する形で滑走路などが作られることになります。


アメリカ海兵隊の施設である旨が書かれた看板。


「第一ゲイト」という名前のバス停。


フェンスにも「米国海兵隊施設」と書かれた看板がかけられています。


柵の外から見えるキャンプシュワブ内部の様子は以下の通り。


辺野古のバス停。


付近の道路には綱引き祭りの開催を告知する大きな縄が置かれています。


付近にあったサトウキビ畑。少し先には海も見えます。


国道沿いの杭で間違いなく名護市の辺野古にやってきたことを確認。


辺野古(西)の交差点には横断幕が掲げられています。


向かって左側は基地移設に反対する内容。


右側は「基地移転反対運動」に反対する立場の人が掲げていると思われるもの。


キャンプシュワブの脇に広がるビーチに向かう道は以下の通り。


浜辺に到着。


写真中央に見える作の向こう側がキャンプシュワブです。


基地の反対側に広がる風景は以下の通り。


砂の上にヤドカリを発見。


フェンスに近づいて行くと……


基地移転に反対する人たちが柵に結びつけたリボンが見えます。


黄色いリボンには「NO BASE」と書かれています。


「PEACE」の文字。


リラックマのぬいぐるみもぶら下がっていました。


緑色のリボンで作られたハートマーク。


風にたなびくリボン。


基地に反対するメッセージが書かれた布。


フェンスを正面から見るとこうなっています。


かなりしっかりとした作りで、大人が数人がかりで押したりしてもビクともしなさそうです。


何かのポスターが剥がされた跡。


フェンスの端から海までのラインを監視するカメラ。


ここにも「米国海兵隊施設」の看板が立っています。



フェンス越しにキャンプシュワブの内部を見ることが可能。


基地の反対側には小さな漁港があり、数台の漁船が置いてありました。


海側から基地やフェンスを見ると以下の通り。


ちなみに、浜辺の近くには基地移設に反対する人々のものと見られる小屋を2つ見つけることができました。

一軒目はこんな感じ。あまり生活感はなく、外から呼びかけてもだれも出てきません。


家の脇には「ヘリ基地建設阻止協議会」による宣言のようなものが書かれた看板が掲げられています。


もう一軒の小屋は以下の通り。


軒先に吊られた横断幕には「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」と書かれているので、関西で活動している人たちなのでしょうか。


どちらも「命を守る会」と書かれた看板が立っているので、同一の団体が建てた小屋のようです。


こちらも訪問時には無人でしたが、軒先には犬が1匹寝そべっていたので、誰かが定期的に訪れてエサを与えたりしているようです。


なお、記事作成時点では普天間飛行場の移設に関しては日米政府とも、明確な結論を出せていません。

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in 取材, Posted by darkhorse_log

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