試食

生麺のような食感を追い求めてきた「日清 ラ王」が袋麺になるとこうなる


初代のラ王は乾燥麺ではなく生タイプ麺、2代目は生麺に近い味わいのノンフライ麺を使用し、カップ麺ながらも生麺のような食感が味わえるのが特徴ですが、今回は袋麺であるにもかかわらず「まるで、生麺」という食感を実現している、とのこと。この「日清ラ王 醤油 5食パック」「日清ラ王 味噌 5食パック」(税別500円)は8月27日(月)より発売ですが、一足早くゲットすることができたので実際に作って食べてみることにしました。

ついに "生めん食感" を実現した袋麺が誕生!「日清ラ王 醤油 5食パック」「日清ラ王 味噌 5食パック」2012年8月27日(月)関東甲信越・静岡地区先行発売

外観はこんな感じ。左が「日清ラ王 醤油 5食パック」、右にあるのが「日清ラ王 味噌 5食パック」。


最大の特徴は「まるで、生めん」のような食感。


こちらは「日清ラ王 醤油 5食パック」の原材料名。一袋102グラムです。


1食(102グラム)当たりのエネルギーは353キロカロリー。


1袋出してみました。ここにも「まるで、生めん」との記載があり、食感に対する強い自信を感じます。


袋の中には液体スープ。


これが生麺のような食感だという麺。一般的な袋麺とは大差があるように見えませんが、鍋に入れてみるとどれぐらい変わるのか、期待大。


500ミリリットルのお湯を沸かし、そこにまずは麺を投入。


4分間ゆでます。


袋麺を作る楽しみの一つが、手軽にいかにも調理をしているような雰囲気を味わえること。


麺をゆでている間に、器に液体スープを入れておきます。


麺がゆであがったら、まずは煮汁を器に入れ……


スープをなじませていきます。


そこに麺を入れれば完成です。生麺では一般的な「ゆでこぼし調理」と呼ばれる「麺をいったんゆでた後その煮汁を捨てる」という過程が、今回の「日清 ラ王」では必要ありません。よくありがちな袋麺と同じく、煮汁をそのまま使えるため、さらにお湯をスープ用に沸かしておくというような手間は必要なし。


麺の食感はモチモチ、そしてツルツルとしていて歯触りは抜群。一般的な袋麺のように、モサモサとした粉っぽさが無いので、心地良く麺が食べられます。ラーメン屋で食べるような生麺ほどのコシはありませんが、スーパーで売っている麺には並ぶレベル。スープはあっさりとした醤油味で食べやすくはあるのですが、具が一切入っておらず、そのため単調な味に感じるのも事実。申し訳程度でも刻みネギなんかが入っていると風味が深まり、より良かったかもしれないのですが、あえてシンプルな「麺とスープのみ」にすることで、「そのような具でごまかす必要など無い!」ということなのかもしれず、あるいは「鍋で作るときに一工夫」する余地を多めに残している、という可能性も。


そんなわけで一工夫として、さらにもう一袋あけて、卵を入れたバージョンをつくってみることに。


麺のツルツルとした食感と卵のとろみが合わさって、麺をかき込むスピードが加速します。そこに卵の甘みが加わると、単調に感じていたスープの味にコクが出て、より一層ウマウマ。


また、スープが余った場合、今度は冷やご飯などを入れて……


卵をかけ……


1分ほど蒸らせば……


おじやの完成。ダシがご飯に染みて、これまた良い味です。


次は「日清ラ王 味噌 5食パック」。原材料はこんな感じで、1袋の内容量は99グラムと、102グラムの醤油味と比べると若干ではありますが少ない。


1食(99グラム)当たりのエネルギーは336キロカロリー。353キロカロリーの醤油味と比べると、こちらも低くなっています。


袋の外観はこんな感じ。シンプルですがそれだけに「日清ラ王」のロゴが目立つようになっています。


中身は茶色い袋の液体スープ。


まずは麺をゆでて……


あらかじめスープを作っておいた器に麺を入れれば……


完成。


とにかく麺のツルツル感がよく感じられます。歯切れがよく心地良いので、次の一口に移るスピードが速く、あっと言う間に麺が無くなってしまうほど。スープは醤油味に比べると、ちょっと香りも味も薄く感じました。自分で具を入れると確かに味わいは深まりますが、この手の商品はどれだけ手軽に食べられるかという点も重要なわけで、そう考えると「やはり何か具が入っているともう一段上の味が楽しめるのに……」と欲が出てしまうほど。つまりそれほどに完成度は高い商品だということです。


こちらも生卵をからめて食べてみます。卵が合わさってもしっかりと麺のモチモチ感を堪能できる点がグッド。


こちらも最後はおじやでしめ。麺の残りを見つけると、なんとなく当たりを引いたようで、うれしい気分になれます。


さすがに生麺そのものを再現しているまでとはいきませんが、これまでの袋麺には無い食感を実現しているのは確か。現状では、醤油と味噌味のみですが、他のラインナップの登場にも期待したいところ。なお、関東甲信越・静岡地区では8月27日(月)から先行販売開始となっています。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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