モスバーガーの新商品「スパカツバーガー」「豚天バーガー」など4種のご当地バーガーを食べてみました
ご当地メニューや特産品をハンバーガーにした「ご当地バーガー」を発売するモスの「エリアキャンペーン」が今年も開催されます。今回は、北海道・釧路発祥の「スパカツ」をハンバーガーにした「スパカツバーガー 豚ヒレ肉使用」(スパゲティ+カツ)、「豚天」を使った「豚天バーガー 塩糀だれ」が新商品として登場です。過去に人気の高かった「ザンギバーガー」「チキン南蛮バーガー」も登場するとのこと。8月21日(火)の発売に先駆け試食できるチャンスがあったので、どんな味なのかまとめて確かめてきました。
(PDFファイル)「日本の元気いただきモス」を共通テーマに日本の「ご当地バーガー」全4商品を発売
試食会の会場となるお店に到着。
会場の様子はこんな感じ。
今回試食する4品がズラリと並べられていました。
まずは「スパカツバーガー 豚ヒレ肉使用」(税込360円)。北海道・釧路発祥の「スパカツ」をハンバーガーにしたとのことですが、見た目からガッツリとした雰囲気がビンビン伝わってきます。
豚ヒレ肉のカツとトマトスパゲッティの上には、たっぷりのオリジナルのミートソースとタルタルソース。
スパゲティ+カツとボリュームはたっぷり。
サクッとしたかみ応えのカツはジューシーで肉の味が非常に濃厚。「これでもか」というほどに肉のうま味が強く感じられます。
スパゲティにかけられているミートソースとタルタルソースの組み合わせが絶妙で、トマトの甘さとタルタルソースの酸味が良い具合にマッチしてコクを生み出し、それが具全体の味を底上げしていて、いかにもモスらしい味になっています。
次は「豚天バーガー 塩糀だれ」(税込340円)。
豚天は、国産の豚モモ肉をしょう油、しょうが、にんにくで味付けをして天ぷらにされたものです。
白だし、しょうが、ネギ、ゴマなどの入った塩糀ベースのネギ塩ソースをかけ、キャベツの千切りとマヨネーズがのせてあります。
肉の表面の衣はこんがり。
豚天の表面はカリッとしていて歯応えはバッチリ。「スパカツバーガー 豚ヒレ肉使用」のカツと比べると肉は脂が少なくあっさりで、またネギ塩ソースは控えの味付けとなっており、全体的にマヨネーズの味が強く感じられます。具、ソースの存在感が強く感じられる他のモスのラインナップとはちょっと違い、さっぱりとした仕上がり。
こちらは「ザンギバーガー」(税込340円)。ちょうど2年前くらいにレビューしたことがあったのですが、改めて味わってみることに。
しょう油や仙台みそなどを合わせたマヨネーズベースのソースとキャベツの千切りが見え、その下には……
国産の鶏ムネ肉に、しょう油やしょうが、にんにくなどで下味をつけて揚げた「北海道名物・ザンギ」が鎮座。カリッと揚げられた表面にそそられます。
衣はサクッとしていますが、さきほどの「スパカツバーガー 豚ヒレ肉使用」のカツと比べるとより軽やかに感じられました。ザンギはあっさりとした味で、その分ソースの味が色濃く感じられるのですが、ピリッときいた唐辛子、風味豊かなにんにくがいいアクセントになっています。
最後は「チキン南蛮バーガー」(税込340円)。このメニューも以前に食べたことがあるのですが、せっかくなので食べてみます。
具の大きさは今回の4品の中でも圧倒的で、バンズからはみ出すほど。
国産の鶏ムネ肉をサクッと揚げ、千切りのキャベツとマヨネーズが合わせてあります。
甘酢ソースとマヨネーズがベットリ。
甘酢ソースとチキンとの相性が抜群で、全体的にはさっぱりとしつつも甘酢の酸味ある味がクセになりそう。甘酢だけでは辛い味になってしまうところをマヨネーズでまろやかに仕上げてあるあたりもポイント。ボリュームもたっぷりで、限定発売ではなくぜひともレギュラー商品にしてほしい味。
東日本エリアと西日本エリアでそれぞれの商品の発売期間が異なっており、詳しくは以下の通り。発売期間は異なれど、どちらのエリアでも全種類が食べられるようになっています。
なお、モスバーガーのリリースには豚天バーガーについて「大阪で馴染み深い“豚天”を使った」と書いてありますが、大阪名物が豚天だと話は聞いたこともなく、調べても見当たらず、調べた限りでは大阪発祥というわけでもなく、編集部員で生粋の大阪生まれ大阪育ちの者数名に聞いても「え?ナニソレ?豚天って中華料理じゃないの?」という有様であり、一体何をもってして「大阪になじみ深い」と書いているのか、その根拠は不明です。レベルとしては、大阪にある阪神百貨店のイカ焼き公式ページ上にて、「大阪では「いか焼き」と言えば、小腹が空いたときの定番の食べ物なのです」と書いているものの、まったく定番ではない(阪神名物であるのは確かだが、それを大阪全体に拡張する理由が不明)というのと同じようなものなのではないかと思われますが、真相はまったくもって不明です。
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