モバイル

NTTドコモの2012年夏モデル新機種発表会をネットで生中継→終了


「NTTドコモ 2012夏モデル 新商品・新サービス発表会」が本日12時より開始されました。Ustreamやニコニコ生放送でも生中継され、先日と同じく今回もGIGAZINE編集部が会場に潜入し、サクサクとレビュー記事を更新済みです。

◆新機種レビュー
ドコモ夏の新機種「Galaxy S Ⅲ SC-06D」速攻フォトレビュー、シリーズ初のおサイフケータイ対応



ドコモ夏の新機種「ARROWS X F-10D」速攻フォトレビュー、クアッドコアCPU+防水防塵+指紋センサー+ワンセグ+おサイフケータイ+赤外線など全部入り



ドコモ夏の新機種「Xperia GX SO-04D」速攻フォトレビュー、Xi対応+WiFiテザリング+F2.4レンズ



ドコモ夏の新機種「Optimus Vu L-06D」速攻フォトレビュー、5インチ4:3比率大画面+タッチペン+Xi+NOTTV+防水+おサイフケータイ+ワンセグ+赤外線



ドコモ夏の新機種「REGZA Phone T-02D」速攻フォトレビュー、とにかく高画質+Xi対応+ATOK+防水防塵+ワンセグ+赤外線+おサイフケータイ



ドコモ夏の新機種「MEDIAS X N-07D」速攻フォトレビュー、約30分で50%まで急速充電+Xi+防水+おサイフケータイ+ワンセグ+赤外線



ジョジョコラボスマホ「L-06D JOJO」速攻フォトレビュー、花京院とダービーの「F-MEGA」アプリ+ウェザー・リポートのウィジェット+ヘブンズ・ドアーのメモ帳



ドコモ夏の新機種「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」速攻フォトレビュー、新開発の省エネ液晶+防水+おサイフケータイ+赤外線+ワンセグ+おくだけ充電



ドコモ夏の新機種「ELUGA power P-07D」速攻フォトレビュー、防水防塵+急速充電+Xi+ICカードロック+レッツノート連携



ドコモ夏の新機種「AQUOS PHONE sv SH-10D」速攻フォトレビュー、ポリゴンシェルデザイン+防水+おサイフケータイ+赤外線+ワンセグ - GIGAZINE


データ通信量をディスプレイ可能なXi対応モバイルWi-Fiルーター「L-04D」、2012年10月以降のXi月間7GBまでの制限に対応 - GIGAZINE


ドコモタブレット、らくらくスマートフォン、キッズケータイなどNTTドコモの2012年夏モデル新機種その他残り全部まとめてフォトレビュー - GIGAZINE


LTE対応「Xperia GX」をテレビと接続してPCっぽく使う様子がわかるムービー - GIGAZINE


ムービー再生とウェブ閲覧が同時にできる「Galaxy S Ⅲ」の機能をムービーでチェック - GIGAZINE


「ジョジョ」の世界観を波紋や名台詞変換、地図などで堪能できるコラボスマホ「L-06D JOJO」ムービーレビュー - GIGAZINE


「ヱヴァンゲリヲン」 とドコモのコラボモデル「NERV特別仕様スマートフォン」実機フォト&ムービーレビュー - GIGAZINE


なお、今回発表された新機種は以下の通り。

◆docomo with series
MEDIAS X N-07D
Optimus it L-05D
Xperia SX SO-05D
F-09D ANTEPRIMA
ARROWS Me F-11D
ELUGA V P-06D
AQUOS PHONE st SH-07D

◆docomo NEXT series
Galaxy S Ⅲ SC-06D
ARROWS X F-10D
AQUOS PHONE sv SH-10D
REGZA Phone T-02D
Optimus Vu: L-06D
L-06D JOJO
AQUOS PHONE ZETA SH-09D
ELUGA power P-07D
Xperia GX SO-04D

◆ドコモタブレット
ELUGA Live P-08D

◆docomo らくらくホン シリーズ
らくらくスマートフォン(F-12D)

◆キッズケータイ
キッズケータイ HW-01D

2012夏モデルの主な特長 | 製品 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/product/2012_summer_feature/index.html

以下が当日の様子の記録です。


生中継は以下のサイトで閲覧できます。

USTREAM: NTTドコモ 2012夏モデル 新商品・新サービス発表会: 2012年5月16日(水)12:00 より、NTTドコモ 2012夏モデル 新商品・新サービス発表会を中継いたします。. ...
http://www.ustream.tv/channel/docomoofficial

NTTドコモ 2012夏モデル 新商品・新サービス発表会 - ニコニコ生放送
http://live.nicovideo.jp/watch/lv91511868

発表会が始まりました。


山田社長が登壇。


ドコモの年間スマートフォン販売台数は2012年度には1300万台に。


今回は全17機種のスマートフォンを投入、すべてにAndroid4.0を搭載。


Xi対応スマートフォンは12機種


Galaxy S Ⅲはシリーズ初のおサイフケータイ対応モデル


Xperiaは人気のアーク


NOTTV対応機種は全5機種


サイズバリエーションいろいろ


Optimus Vu:は画面サイズが5インチ、画面比率が4:3とちょっと変わり種


高画質動画を楽しみたい人にはクアッドコアのARROWS X F-10D


らくらくホンに待望の「らくらくスマートフォン」が登場


らくらくスマートフォン向けのプラン「らくらくパケ・ホーダイ」が月額2980円で提供されます。


画面スクロールの滑らかさ向上に取り組んでいくとのことで、2011年は代表的な機種の平均が25.62fpsだったのに対して、2012年夏モデルでは全機種50fps以上に。


コラボモデルは春のヱヴァンゲリヲンに続き、ファッションブランドANTEPRIMA、「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボを実施


「『スペック』で選ぶスマートフォンから『使い方』で選ぶスマートフォンへ」


新機種に続いて、新サービス発表。


・質疑応答
フリー井上:
夏モデルにiモード端末が1機種もないのは市場性がないと判断?それとも、春モデルで対応していく?

山田社長:
スマートフォンへシフトしたというのもあるが、後者のようにiモード機は前回モデルで1年ぐらい対応したいというところ。iモード機が市場性がなくなったということではない。

フリー神尾:
アニメストアについて、初年度目標契約者数はどれぐらい?NOTTV事業との連携性はどのようにお考えか?

山田:
1~2年ぐらいで100万契約を目指していきたいと思っている。NOTTVとの直接関連はないが、相乗効果でNOTTVでアニメ番組を紹介してもらったりなどやっていきたい。

テレビ朝日:
今回発表された中で「らくらくスマートフォン」がシニア、初心者向けということだが、シニア層の獲得についてはどうお考え?シニア向けスマートフォンは拡充されていく?

山田:
シニア層のお客様もスマートフォンへの興味はある。ショップで見ていると、まずスマートフォンコーナーに行かれるが、最終的にiモード端末を買っている方もいる。使い勝手がなかなか難しい、料金が高いという、その2つが大きい。そういったお客様にもスマートフォンを使っていただきたいと言うことで提供を開始。らくらくホンは2000万台出ていて、1000万弱ぐらいのお客様がいると思う。その方々にもぜひスマートフォンに移っていただきたい、そうするといろいろなことができるし、大画面。シニア層も拡大していきたいと思っている。

テレビ朝日:
端末は拡充されるのか?

山田:
らくらくホンシリーズはどんどんバージョンアップしてきている。シニアでも使い勝手がいいユーザーインターフェースをその他の端末にも入れていきたいと思っている。

日経新聞 金子:
らくらくスマートフォン向けのパケット定額について、以前、パケット定額は3GB程度が閾値とのことだったが、500MBという閾値を設定された。500MBに変更された背景は?

山田:
これは少し訂正させていただく。3GBというのはXiを現在お使いの方で使用量がそれほどではない方向けのこと。3GBと今回のらくらくスマートフォンはまったく別物です。500MBにしたのは、料金を2980円にしたということと、らくらくホンを使っておられるお客様の平均パケット使用量が200MBぐらいだから。500MBあるとほとんどのお客様がその中に入ると思う。

日経新聞 遠藤:
「アニメストア」に代表されるサービス、この料金収入はいまいくらぐらいの売上高に?サービス関連収入は今後どれぐらいに伸ばす予定か?

山田:
まず「dメニュー」と「dマーケット」では料金の入り方が違うということをご説明。dメニューでは取扱手数料としてお金をもらっている。一方、dマーケットはドコモの直販店なのでいったん全部入ってくる。そこで、100億円を超える収入になっている。ビデオストアも会員数は120~130万人ぐらい。そのお客様が1年間6000円なので、100万人だとそれで60億円の収入となる。いろんな「○○マーケット」のサービス収入はこれからも頑張って取り組んでいくところ。

フリー山口:
WindowsPhoneについて、以前、2012年夏以降ぐらいに出すという発言があったかと思うが、発売の可能性はあるんでしょうか?

山田:
決めたものではない。冬モデルあたりから導入できないかと、機種は多くはないが、検討している段階。最終決定はしていない。

日経新聞 大西:
料金施策について。らくらくホンシリーズで2980円という新しい施策だが、利用者からするとスマフォは高いなというイメージがある。会社として9000億円の利益を上げている中で、お客さんからもう少し安くできないかという声はあるかと思うが、安いプランを出す予定はあるか。

山田:
料金自体は他キャリアとの競争になる。Xi料金は7GBまで一定で、そこからスピードが落ちるか料金が高くなるかとなっているが、7GBではなく3GBで区切って、その代わりに基本料が安いものというのも検討しているというのは事実。スマートフォンを使っている人の最左翼がらくらくホン、最右翼がXiスマートフォンなので、中間の所も検討していきたい。

テレビ東京:
iPhoneの導入についてはいかが?

山田:
毎回言っていますが、ネットワークのインテリジェンス化、土管化。ドコモではインテリジェンスをつけて、端末でサービスを提供したいと考えていて、例えば「しゃべってコンシェル」はGalaxyでもARROWSでもできる。そうしようと思うと、OSはオープンOSのAndroidを中心にしたい。今の環境ではiPhone導入は難しい。

フリーランスひらおか:
「通信事業者がなぜ手がけるのか」というサービスがある気がする。ネットのトッププレイヤーと競合するとこもあるが、なぜドコモがよいクラウドサービスを提供できるのか?

山田:
3つクラウドがあって、そのうちの1つがネットワーククラウド。これはネットワークの中にある方がいい、例えば通訳電話や通訳メール。他事業者もやっておられるが、私どももそういうサービスをやらせていただいて、ドコモのお客様は一括でドコモの中で全てそろうというところができればと。全てがドコモで出来るわけではないので、すみ分けはある。

インターネットコム江口:
NOTTV対応端末が5機種、コラボモデルや前モデルも入れると8機種になるが、御社の戦略におけるNOTTVの位置づけは。

山田:
NOTTVは力を入れてやっているところ。商品戦略としては、これからは標準装備としてNOTTV対応をのせていきたい。そのためには、NOTTV対応だからと高くなるとダメ、コストを下げていきたい。通常のスマホを買ってもらうとNOTTVが見られる、というようにしていきたい。冬モデルからはそうしたい。

(質問):
Xi端末が拡充していくが、Xiが快適というのが劣化してきているようなイメージがある。SPモードが厳しいとか、ネットワーク状態だとか、エリアも一時期よりスローダウンした場所がある。セルエッジ(基地局エリアの境界)ではバッテリーの保ちが悪い。Xi端末がどんどん増えていく中で、どのような対策を?

山田:
Xiを広めていきたいが、そのためにはエリアを早く作らないといけない。Xiが混雑しているとダメ。Xiの混み具合を何とかしたい。今回1700億円ぐらい使って、累計3000億円ぐらいはXiに投資することになる。エリア促進も含めてやっていく。品質改善も。

Q:
スピードアップを測るということが1点なのか?テザリングはSPモード縛りというのがヘビーユーザーにとって不満かと思うが。

丸山 プロダクト部長:
基本的にはスマートフォンはSPモードでやっていこうと考えている。SPモードが繋がらないなどご迷惑をおかけしたのは事実だが、満足していただける形で提供していく。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ドコモ2012年夏モデル全機種の細部とカラーがわかる巨大サイズ画像まとめ - GIGAZINE

auの新機種発表会2012年夏「au 発表会 2012 Summer」をネットで生中継中→終了 - GIGAZINE

in 取材,   モバイル,   動画, Posted by darkhorse

You can read the machine translated English article here.