神戸三宮で行なわれたBEMANIシリーズ最新作「jubeat saucer」のロケテストに行ってみた

「BEMANIシリーズ」中でも異例の第4弾が稼働中の音楽シミュレーションゲーム「jubeat」。その最新作となる「jubeat saucer」のロケテストが2012年3月30日（金）から4月1日（日）まで、神戸の三宮にあるアミューズメント施設「アルゴ」で行なわれる、ということなので初日に現場に行ってみることにしました。

JR三宮駅から徒歩5分ほどの場所にある東門街に到着。商店街の入り口から既に行列が見えています。

開店15分前頃には平日の朝にもかかわらず20人近くが列を作っています。なお、先頭の人は早朝5:40からここに来ていたとのこと。

お店側も行列は想定していたようで、並び方を説明する張り紙がしてありました。

順番待ちの表に名前を書き込んでおけば、行列に並び続ける必要はないので待ち時間に他のゲームをプレイしていることができます。

入り口に「ロケテスト開催中！！」のポスターを発見。なお、今回のテストがなぜこの場所で行なわれたのかコナミの人に聞いてみたところ「開発拠点が神戸だったから」とのこと。あえて人口が多い東京などを外して神戸でテストをしたのは不具合への対応やゲームの改善を素早くできるようにしたかった、ということが理由のようです。

開店と同時に店内に向かう人々。

筐体の回りには黒山の人だかりができています。

列の先頭にいた人がプレイを開始。

行列を仕切るポールと棒が用意されていました。

コナミの人に確認してみたところ、ロケテストで使用された筐体は「saucer」の文字がついている以外は現行のものと同じで、主な変更点はプレイできるトラックが8曲増えていることだそうです。なお、「jubeat saucer」のウリは他のBEMANIシリーズの曲が移植された点で「beatmania IIDX」や「pop'n music 20 fantasia」などの楽曲をプレイできるそうです。

これが「saucer」のロゴが入ったパネル。なお、今回のロケテストで使用された筐体のデザインやゲームの内容は仮のものなので正式発表時とは異なる場合もあります。

足下には大口径スピーカーがあり、表にある透明のカバーがブルブルと振動するほどパワフルな低音を放っています。

筐体の脇にはカバン置きがあるので、荷物の重みを気にせずプレイできて便利。

ロケテストの際の価格は1プレイ200円。コナミの電子マネー「PASELI」を使えば最大5曲、現金では最大3曲がプレイ可能となっており、指定のスコアに達しなくても最低でも2曲は遊べるようになっています。

チャリンとコインを入れてスタート。

実際にプレイしているところはこんな感じ。

ゲームの基本的なルールはサウンドに合わせて発光する16枚のパネルがあるので、タイミング良く叩いていくことで加算されるスコアを競うというもの。

曲のリズムに合わせて素早くパネルを連打しながらプレイしている様子は以下のムービーで確認できます。

BEMANIシリーズ最新作「jubeat saucer」プレイ動画 - YouTube

ちなみに、今作とプレイ方法がほぼ同じ「jubeat copious」をプレイしている様子は以下のムービーでチェックしてみてください。

「jubeat」を実際にプレイしている様子-1 - YouTube

ロケテストに来て、しかも列の先頭付近にいたというプレイヤーさんたちだけに高得点をたたき出す人が多い中、Gigazineの記者もゲームに挑戦してみたところ「DIAVOLO」のレベル4であっさり撃沈。プレイした者の感想は「音にあわせたモグラたたきみたい。リズムに合わせてパネルを叩きながらビートに身をゆだねると楽曲との一体感がハンパなく、ノリノリになれた」とのことです。

筐体の脇にはアンケート用紙があり「どんな感じでアミューズメント施設で遊んでいるのか？」といった内容に答えて回収ボックスに入れるようになっていました。

ユーザーを見守るコナミの中の人。

開店後しばらくしても行列は続いており、店内に置かれた以下のような用紙に名前を記入して順番待ちをするようになっていました。

午前10時過ぎ時点でプレイの順番を待っている人は25人。

筐体とプレイヤーの回りには常に人だかりができており、注目度の高さがうかがえます。

なお、全国のゲームセンターで遊べるようになる時期に関しては「正式には未定」とのこと。しかし「9月か10月頃には開始したい」という話もあったので、夏の終わり頃には遊べるようになると思ってよさそうです。という訳で「jubeat」ファンの人は今からトレーニングを積み、万全の体制でその時を迎えてください。

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