「新年の抱負」に多い内容とその結末を示したインフォグラフィック
by necopunch
「新年の抱負」として、今年こそはこれをやると誓う人がいますが、果たしてその結果はどうなっているのか?というのをまとめたインフォグラフィックが登場しました。言うだけなら簡単な「新年の抱負」、なかなか守るのは難しいようです。
新年の抱負としてどのようなものが挙げられているのかというと、こんな感じ。サンプルはアメリカを例に取っているので、日本とはちょっと事情が異なっています。
Most Popular New Year's Resolutions (Infographic) | Quitting Bad Habits | Quit Smoking & Lose Weight & Dieting | LiveScience
まずは「禁煙」。アメリカに住む18歳以上の人(大人)のうち、19.3%(約4500万人)が喫煙者です。
続いて「痩せる」。2010年、アメリカに住む大人のうち33.8%の人は体重が増加しました。
「禁酒」もポピュラーな抱負です。アメリカで消費されたアルコールのうち75%はどんちゃん騒ぎで消費されています。
「人生を楽しむ」という、大きな抱負もあります。これは賃金が安かったり、雇い主との関係が不仲だったり、仕事の負荷が高かったりして、77%の労働者が何らかのストレスを仕事から受けていることによるもの。「少しでも楽しく人生を過ごしたい」というのは抱負というより、強い願いですね。
「借金を減らす」。1世帯あたりのクレジットカード負債は1万5799ドル(約122万円)にもなっています。
「もっと家族と過ごす時間を増やす」という人もいます。だいたい、1週間平均の労働時間は34.3時間、そこに残業時間が3.2時間加わっています。
別のインフォグラフィックでは「痩せる(ダイエット)」「もっと仕事や勉強に集中すること」「食生活の改善」「禁煙/禁酒/ドラッグをやめる」というのがトップ4となっています。
Most Popular New Year's Resolutions (Infographic) | Quitting Bad Habits | Quit Smoking & Lose Weight & Dieting | LiveScience
ではこの抱負はどれぐらい続くのか……ということなのですが、これはどういう層の人が挑むかによって変わってきます。
たとえば「ダイエット」の場合。ティーンエイジャーはこの決意がわずか1週間しかもちません。既婚男性は3週間、高齢者は3.5週間、既婚女性は5週間で、独身者であれば8週間は頑張ります。
「痩せる(エクササイズ)」の場合は、既婚男性が2週間、高齢者が2.5週間で脱落してしまいますが、既婚女性は11週間、ティーンエイジャーは13週間、独身者は16週間まで粘ります。
ここまでのデータでは独身者は何でもできそうな感じですが、「禁煙」となると1週間で断念してしまいます。
「食生活の改善」だと既婚男性が17週間も頑張っています。食事に気をつけていないと身体がもたないから、意識が高いのかも。
「節制」になると、やはり財布を握る主婦が強いようです。
ちなみに、国別で「新年の抱負」をちゃんと決めるのか、それともたまになのか、まったくそういったことをしないのかが分かれており、ドイツやイタリア、ロシア、スペインでは6割の人がかならず何らかの目標を立てていますが、アメリカでは何も目標は立てないという人が45%で多数派となっています。
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