妙にコミカルかつ正確な動きでクッキーを焼き上げるロボット「PR2」

マサチューセッツ工科大学にあるMITコンピュータ科学・人工知能研究所の学生が、ロボット研究のシンクタンク兼インキュベーション・センターであるWillow Garage社と国家防衛科学工学大学院(NDSEG)のサポートを受けてWillow Garage社のロボット「PR2」へクッキーを焼くために必要なタスクを実行するプログラミングをし、ロボットにクッキーを焼かせました。その様子を撮影したムービーです。
Cookie-baking robot! - YouTube
このエプロンと帽子を身に着けたロボットが「PR2」。

まずはボールへ粉末を入れていきます。左下に表示されている「8x」という文字は8倍速という意味です。

ゆっくりと手首を返して粉末を投入。実際の動きはとても遅く見えますが、かなりスムーズに動いています。


顔も左右に動いて動作を見つめているのでリアルです。


右手に装着したヘラでかき混ぜていきます。動作がいちいちキビキビしているので、まるでダンサーのよう。


ロボットらしいスピードのある動きと人間のような細かさでよくかき混ぜます。

「PR2」の動作を制御しているPCの画面でも同じ動きを表示していました。

さらに粉末を投入。


もういっちょ投入。

まぜまぜ。

混ぜたものを耐熱皿に移すのですが、キビキビとし過ぎているのでかなりコミカルです。



ボールの底に貼り付いた部分もしっかりと落とします。

オーブンをオープン。


正確な動きで先ほどの耐熱皿を取りに行きます。

しっかりとつかみ……

開けておいたオーブンへ投入。


20分後。

クッキーが完成したようです。

助手の男性が手に取り……

食べてから親指を立てました。おいしく出来上がったようで何より。

そして最後はハイタッチで終了です。

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in サイエンス, 動画, Posted by darkhorse_log
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