ウクライナの町外れにひっそりとたたずむ哀愁ただよう巨大ロボット
廃車のパーツなどで組み立てられたトランスフォーマーを思わせる巨大なロボットがウクライナの港湾都市オデッサ郊外にたたずんでいます。
かなり巨大なロボットで存在感抜群のはずなのですが、だだっ広い雪景色に立ちすくむ色あせたロボットの姿は旧ソ連産SF映画を思わせ、なぜか「ひっそりと」「忘れ去られたかのように」などと形容したくなります。夕暮れにたたずむ姿をとらえたリリカルな写真は、見ていてなんだか切なくなのではないでしょうか。
詳細は以下から。English Russia » Guarding Odessa
ロボットが立つのはオデッサ郊外の港湾ターミナルの入り口付近。退色してパステル調になった色合いが夕空に溶け込み、ファンタジー映画の一場面のようです。
高さは約10m、手前に写った人と比べるとかなり巨大なことがわかります。
廃車となったバスやジル社のトラック、重機のパーツなどを再利用したこのロボットの正体は、 TransInvestService(TIS)という海運会社によって、それまでわかりにくかったTIS社の埠頭(ふとう)の入り口をわかりやすくするため、看板代わりの目印として作られたものとのことです。
胸には「TIS」のロゴ。真昼の太陽を背に立つと、夕暮れ時とはうって変わってたくましく見えます。
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