NASAとGMが協力開発した人型ロボットの宇宙飛行士、ついに宇宙へ

以前、NASAとゼネラル・モーターズが人型ロボットを協力開発していることを記事にしましたが、あれから1年強の時が過ぎ、完成したロボットはついに宇宙へと旅立って行きました。
ロボットは箱に詰められて宇宙へ行ったのですが、それをフライトエンジニアが開封して組み立てるムービーがNASAによって公開されています。
人型ロボットの詳細は以下から。Video: Robonaut creepily unpacked onboard International Space Station ? Autoblog
YouTube - Robonaut 2 Joins ISS Crew
ロボットの名前は「ロボノート2」といい、宇宙に出た最初の人型ロボットとなりました。中央にあるのがロボノート2が納められた箱です。それをフライトエンジニアのCady ColemanとPaolo Nespoliがドライバーを使って開封していきます。

フタを外すと……

何やらパーツが入っていると思わしき箱が出てきました。

組み立てるべく、取り出します。

そして組み上がったロボノート2がこちら。組み立てている様子は企業秘密なのか、公開されていません。

まるでスターウォーズの「C-3PO」のような印象も受けるロボノート2。人間と並ぶと結構サイズが大きいことがわかります。フライトエンジニアもうれしそう。

背中に背負ったバックパックには動かすための持ち手が付いているようです。

まるでボクサーのようなポーズを取っています。ちなみに、重さは約136kg。

バイクのヘルメットのような頭部。

手は、よく見るとネジのようなものが打ち込まれていました。アームを最大2m/sで動かし、40ポンド(約18kg)の物体を持つことができるとのこと。なお、握力は指1本あたり約2.2キログラム重だそうです。

口の辺りにはスピーカーのようなものが見えます。

バックパックの底面はこんな感じ。

電源スイッチが付いているようです。

なお、ロボノート2はスペースシャトル「ディスカバリー」によるSTS-133というミッションによって国際宇宙ステーションへと運ばれました。
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