ついにNOKIAが「Windows Phone」スマートフォンを年内発表へ
世界シェアトップを誇るも、スマートフォン事業ではBlackBerryやiPhone、Androidなどの競合する陣営に押され続け、ついに2011年1月~3月の携帯電話事業での売上高でAppleに抜かれてしまったNOKIAですが、ようやくスマートフォン事業に本腰を入れて動き出すことが明らかになりました。
ノキア、「Windows Phone」採用のスマートフォンを年内発表 | Reuters
ロイター通信社の報道によると、フィンランドの携帯電話メーカー、NOKIAのCEOで元マイクロソフトのStephen Elop氏が「Windows Phone」を採用したスマートフォンを年内に発表することを明かしたそうです。
Elop氏は同社のスマートフォン事業について、最初に取る戦略をWindows Phoneに注力することだとしており、2012年に出荷し始めるとのこと。
なお、NOKIAを取り巻く現状は決して良いとは言えず、野村証券がスマートフォン販売では2011年第2四半期にSamsungにトップの座を明け渡し、第3四半期にはAppleに2位の座を譲ることになると予測しています。
また、中国のZTEやインドのMicromaxといった新興メーカーがシェアを急拡大していることも、先進国や新興国で高いシェアを誇る同社に影響を与えており、今後Windows Phoneスマートフォンのリリースでどれだけ巻き返しを図ることができるのかに注目が集まりそうです。
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