一眼レフカメラをベルトなどに装着して持ち歩ける「Capture Camera Clip System」
一眼レフカメラで写真を撮るのが趣味だという人であれば、多くの人がカメラを入れる専用のバッグを持っていると思いますが、バッグに収納してしまうといざという時にすぐに取り出せずに困ることがあります。しかし、一眼レフカメラはコンパクトデジカメに比べるとかなり大きく、首から提げて歩くのは重くて大変な上に、どこかにぶつけてしまう可能性もあります。
そんな悩みを解決するのが「Capture Camera Clip System」。ベルトなどにカメラを装着できるようになるので、いざというときすぐにカメラを手にして写真を撮ることができるようになります。
アイテムの詳細を解説したムービーは以下から。
Capture Camera Clip System by Peter Dering - Kickstarter
YouTube - Capture Camera Clip System by Peter Dering - Kickstarter.mp4
考え出したのはPeter Deringさん。
デジタル一眼レフカメラを気軽に使用する人が増えてきましたが、このように首から提げていると歩くたびに揺れてしまい、どこかにぶつける危険性があります。
靴のひもを結ぼうとしゃがんだときにレンズが地面や壁にぶつかる恐れも。しかし、バッグに入れてしまうと、すぐに撮影態勢に入ることができません。
そこでDeringさんが思いついたのがコレ。
機構はこのように、カメラの三脚に使われているクイックシューのようになっていて、スライド式で中央のパーツが外れるようになっています。
また、土台の部分もねじを緩めることで開くようになっています。
これをベルトなどを挟むようにして取り付けます。
カメラにクイックシューを取り付ければ、このようにスチャッと簡単に装着可能、というわけです。
場所はベルト以外に、挟み込めるような場所であればどこでもOK。
カメラを上向きに固定すればレンズ交換も簡単です。
たとえば、このように自動車のルーフに輸送用の金具をつけているのであれば、それに取り付けることもできます。
また、自転車にだって取り付け可能。かなり自由度は高く、色々な使い方ができます。
開発に当たってはかなりの試行錯誤が行われたとのこと。
このCapture Camera Clip System、Kickstarterというオンラインで出資を募るサイトに登録されており、すでに2426人のスポンサーから15万3910ドル(約1254万円)を集めているようです。ちなみに、100ドル以上出資を決めた先着100名には、アイテム生産が行われたとき、優先的にもらうことができるそうですが、すでに枠は埋まっている状態です。
スポンサーの募集は7月16日まで行われます。
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in ハードウェア, Posted by logc_nt
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