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DIYの作業工程を自動的に撮影してTwitter上に記録する「Timeline Tools」


工具を使った順を追って作業風景を撮影し、作業が終了したらTwitter上に写真を時系列順に編集してアップロードしてくれる、いわば魔法の道具箱が「Timeline Tools」です。

いちいち作業中にカメラを構えずとも自動的に手元を撮影してくれて、タイムスタンプと使った工具の記録をつけた上で保存してくれるので、DIYが趣味で、その製作風景をインターネット上で共有したい人にとっては画期的なツールと言えそうです。


詳細は以下から。Timeline Tools | Jack Chalkley

一見すると何の変哲もない工具箱ですが、これが自動で作業工程を記録してくれる「Timeline Tools」。


まず最初に、上側についているフタではなく、側面の引き出しを開けます。


中に入っているのは懐中電灯風の器具。これを取り出されると工具箱がそれを感知し、動作を始めます。


器具の先端部分にカメラが仕込まれているので、作業風景が映るような形でセットする必要があります。懐中電灯のような器具の先端部分は取り外し可能で、裏側にはマグネットがついているので、作業場の近くにくっつけられる場所があればこのように先端だけをセットし、柄がついていた方が都合がよければ器具をまるごと取り出してセットするといいようです。


各工具についても、それが工具箱から「持ち出された時」と「戻された時」を工具箱が感知するようになっていて、持ち出された際には使用風景をカメラが撮影するようになっています。


こんな感じで、手元の作業をしっかり撮影してくれます。


自動撮影だけではなく、カメラの仕込まれた器具にはシャッターボタンがついているので、完成図を手動操作で撮影することもできます。


一連の作業が終わったら、懐中電灯風の器具を戻します。


すると工具箱がその動作によって作業の完了を感知し、撮影した写真にタイムスタンプをつけ、時系列順に並び替えた上でTwitpicにアップロードしてくれます。使った工具のイラストが写真の真下にあるので、ただ写真をアップするよりも作業工程が分かりやすくなっています。


この「Timeline Tools」はダンディー大学のプロダクトデザインの授業でJack Chalkleyさんが作ったもので、商品化などはされていないようですが、「Makezine.com」などに掲載されるような作品を自作するのが大好きだという人にとっては、実用化が望まれるアイテムなのではないでしょうか。

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in ネットサービス,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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