フロントガラス越しの映像に情報を重ねて表示できる「ARスカウターモード」搭載、新型カロッツェリア「サイバーナビ」

フロントガラス越しの映像に情報を重ねて表示できるという「ARスカウターモード」を新たに搭載したカロッツェリア「サイバーナビ」が新発売されることが決定しました。

実写映像を使ってルートを案内するので、交差点や周囲の状況をより直感的に把握することができ、同時にリアルタイム映像解析により、先行する車両との車間距離の計測や信号変化の検知などを行い、それらの解析結果を表示できるとのこと。

また、3年間追加料金なしでの地図データ更新に加え、地図にない道を走行するとリアルタイムに道路データを生成してルート案内に利用できるという「ロードクリエイター」機能も搭載しています。詳細は以下から。カロッツェリア サイバーナビ4機種を新発売 ： パイオニア株式会社
(2011年5月9日16:00現在、アクセスしづらい状態となっています)

これがカロッツェリア「サイバーナビ」。

車に設置するとこんな感じです。

そしてこれが「ARスカウターモード」を使用した画面。専用車載カメラで撮影したフロントガラス越しの映像に、映像解析技術で得られた情報や、ルート案内の情報を重ねて表示します。

右側の「クルーズスカウターユニット(オプション品)」を設置することで「ARスカウターモード」が利用できます。

交差点などの案内地点までの距離を数値と目安線でわかりやすく知らせる「案内地点距離表示」。

前方車両の動きを捕捉し、発進時に表示や効果音で前方確認への注意を促す「前方車両発進検知表示」と、赤信号を補足し、青信号への変化を検知してアイコンで知らせて前方確認を促す「赤信号検知表示」。

意図せずレーンをまたいだ場合などにも、表示カラーを変えてフラつき走行の注意を喚起する「レーン移動検知表示」。

ガソリンスタンドやカフェといった施設を3Dランドマークやポップアップで知らせてくれる「ランドマーク表示」と、上空に浮いたようにデザインされ、進むべき方向が直感的に把握できる「ルート表示」。

前方を走行している車両を捕捉する「ターゲットスコープ」(効果音あり)と、車間距離を走行速度に応じて算出し、わかりやすく通知する「車間距離インジケーター表示」。

地図上にない道路でも実際に走行すれば、その走行軌跡データをもとに地図上に道路データを自動作成する「ロードクリエイター」という機能も搭載されています。新規作成道路はルート探索にも反映されるので、その時点で最適なルートを走行できるとのこと。

なお、5月下旬にオープン価格で新発売されるカロッツェリア「サイバーナビ」は機能ごとに分かれた4種類があり、以下のような組み合わせとなっています。

・「AVIC-VH09CS」
1D+1Dメインユニットタイプ
7V型ワイドVGA地上デジタルTV、DVD-V、CD、Bluetooth、USB、SD、チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーション
クルーズスカウターユニットが付属

・「AVIC-VH09」
1D+1Dメインユニットタイプ
7V型ワイドVGA地上デジタルTV、DVD-V、CD、Bluetooth、USB、SD、チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーション

・「AVIC-ZH09CS」
2Dメインユニットタイプ
7V型ワイドVGA地上デジタルTV、DVD-V、CD、Bluetooth、USB、SD、チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーション
クルーズスカウターユニットが付属

・「AVIC-ZH09」
2Dメインユニットタイプ
7V型ワイドVGA地上デジタルTV、DVD-V、CD、Bluetooth、USB、SD、チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーション

ARスカウターモードなどの機能を実現するには以下のオプション品が必要です。

・クルーズスカウターユニット ND-CS1 52500円 5月下旬発売

・データ通信専用通信モジュール ND-DC1 26250円 5月下旬発売

・バック/フロントカメラユニット ND-BFC200 21000円 6月上旬発売

・バックカメラユニット ND-BC5 13650円 6月上旬発売

・DSRCユニット ND-DSRC2 47250円 6月下旬発売

・ETCユニット ND-ETC6 26250円 6月下旬発売

・ステアリング対応リモコン(サイバーナビ用)CD-SR300 4200円 5月下旬発売

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