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フロントガラスに表示される仮想ケーブルで目的地まで誘導するカーナビ


カーナビゲーションシステムのおかげで遠くまで遊びにいっても道に迷ってしまうことは格段に少なくなりました。助手席に座るナビゲーターも地図を広げて現在地を確認する必要もなくなり、多くの人が助かっていることだと思います。しかし、それでも運転者自身が地図を見るのが苦手な場合、ぱっとカーナビを見た瞬間に混乱してしまう可能性というのはなきにしもあらず。そんなややこしい地図表示を捨てた完全に新しい形のカーナビが「Virtual Cable」です。

このシステムでは、フロントガラスに仮想のケーブルが表示され、運転者はそれに従って運転していくだけで目的地に到達することができます。仮想のケーブルっていったい何なのか、というのについてはムービーを見れば一発で理解できます。
Virtual Cable Car Navigation - Safe, Simple and Intuitive

ハイウェイから小道へ入るところ。
Virtual Cable Car Navigation - Safe, Simple and Intuitive - Video Simulation 1


同じ場所、夜になってもケーブルは見やすい。
Virtual Cable Car Navigation - Safe, Simple and Intuitive - Video Simulation 3


カーブの後すぐに曲がるところ。
Virtual Cable Car Navigation - Safe, Simple and Intuitive - Video Simulation 2


高速走行中に曲がるポイントが来ても大丈夫なように遠くからわかるよう表示されるのかとか、複雑に入り組んだ交差点での表示はどうなるのかといった疑問はありますが、視認性はある程度確保されているようです。細い路地に入らなければならない時などは、本当にここなのか、それとも一本先の道なのかと悩む時があるので、そういうシチュエーションにはかなり便利そう。

このVirtual Cableと自動運転が組み合わされば、目的地まで自動的にケーブルに沿って連れて行ってくれるといった芸当もできそうですね。

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in メモ,   動画, Posted by logc_nt

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