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NEC、GPSよりも圧倒的に高精度な位置・方向検知システムを開発


実験の結果、位置検知精度が±30cm、方向検知精度が±1度程度であることが確認されたそうです。

なお、この検知精度は通常カーナビゲーションシステムや携帯電話などで一般的に用いられているGPSの約10~100倍程度だとのこと。将来的には工場等における作業員の位置の把握や、倉庫内における保管物の管理など、様々な用途への活用を目指しているそうです。なかなかすごいかも。

詳細は以下の通り。
高精度の位置・方向検知システムの開発について(2007年 1月16日): プレスリリース | NEC

このリリースによると、NECは電柱、通信ネットワークなどの設備を保有している中国電力などと共同で、アンテナの構成や携帯端末における計算処理方法などに独自の工夫を加えることで高精度な位置・方向検知を実現するシステムを開発したそうです。


このシステムはPDA(個人用携帯情報端末)などに情報を提供する「携帯端末」、位置および方向検知のために必要な情報を携帯端末に送る「基地局」、基地局の管理・制御を行う「基地局制御サーバ」の3種類から構成されており、それぞれの通信には汎用無線を使用。そして7メートル間隔で基地局を設置して実験を行った結果、位置検知精度が±30cm程度、方向検知精度が±1度程度であることが確認できたとのこと。

またこのシステムは基地局制御サーバと基地局間を無線で通信する構成なので、基地局ごとに通信線を布設する必要がないことや、汎用無線を用いたことから、安価なシステム構築が可能だとされています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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