一度書き込んだデータは改ざん不能、証拠保全用の「Write Onceメモリカード」が登場


メモリカードは気軽にデータを記録、書き換えできるのが大きな強みですが、「一度書き込んだデータは改ざん不能」という、一風変わった機能を持つ「Write Onceメモリカード」が登場しました。

改ざん不能という特性を利用することで、証拠の保全などに利用できるとされています。

詳細は以下から。
東芝:ニュースリリース (2011-04-27):改ざん防止機能付きSDメモリカード「Write Onceメモリカード」を発売

東芝のプレスリリースによると、同社は写真データなどの証拠保存用にデータの改ざん防止機能を持つ「Write Onceメモリカード」を製品化し、本日から官公庁や企業向けに販売を開始するそうです。


「Write Onceメモリカード」はデジタルカメラの急速な普及によって、司法関係などで用いられる証拠保存用の画像をデータで保存したいというニーズが高まっているものの、データは容易に編集などの改ざんができるという問題点を克服するために生まれた製品で、記録容量は1GB。

市販されているSDメモリカード対応のデジタルカメラで一度保存した写真データの編集や消去、撮影日の変更、カードのフォーマットなどによる改ざんを防止する機能を搭載しており、通常のSDメモリカード同様、対応機器でデータを読み込むことが可能。

これが「Write Onceメモリカード」です。見た目は市販のSDメモリカードとほぼ同じ。


非常にニッチな商品であるのは間違いありませんが、データの消去や編集などを加えられたくないという需要があるのも事実。ちなみにSDメモリカードにはデータの誤消去を防ぐためのスイッチが搭載されているため、「Write Onceメモリカードを買うほどではないけれども、消したくないデータがある」という場合は活用してみるのも1つの手ではないでしょうか。

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in Posted by darkhorse_log