バナナの皮で滑ってケガをした女性、ディスカウントショップを訴える
by MarkyBon
「バナナで滑って転ぶ」というのはマンガなどで非常にありふれた表現で、マリオカートでも相手を滑らせるアイテムとして「バナナの皮」が登場しますが、現実にはあちこちにバナナの皮が落ちていることはありません。
しかし今、58歳の女性が本当に落ちていたバナナの皮で滑って転んでケガをしてしまい、お店を訴えるという事態になっているそうです。
詳細は以下から。
California woman sues after slipping on banana peel | Reuters
カリフォルニア州に住むIda Valentineさん(58)は昨年4月、99¢ Only Storesでバナナの皮を踏んで滑って転んでしまいました。
このとき、Idaさんは滑って尻もちをつきヘルニアになってしまい、その損害賠償請求を店に対して行うことになったそうです。
法律事務所のCourtney Mikolajさんによると、Idaさんがケガをしたというカリフォルニア州フォンタナの99¢ Only Storesは4万4000ドル(約362万円)での和解に応じなかったそうです。99¢ Only Stores側のコメントはまだ取れていないとのこと。
ちなみにこの「バナナの皮で滑る」というのは、19世紀後半、バナナがアメリカの町中での食べ物としてポピュラーだったころに発生したことのようで、1879年にはHarper's Weeklyが苦言を呈するなど、公害として扱われていたようです。
現在でもロンドンの町中では落ちているバナナの皮をあちこちで見られるみたいですが、今回のような事故が起きる可能性もあるので、ちゃんとバナナの皮はゴミ箱に捨てましょう……。
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