なか卯が送る堅実なおいしさ、「担々うどん」試食レビュー
なか卯が2007年3月に発売して人気を博した「担々うどん」がリリューアルしたということなので、早速食べてきました。
担々麺をうどんにアレンジしたこのメニューは、かつおと昆布を使った和風だしとゴマペーストを合わせたスープに、ラー油とごま油で仕込んだ鶏そぼろを組み合わせているとのこと。以前の「担々うどん」よりも鶏そぼろを2倍に増やし、ごま油とラー油も増量しているそうです。
と、いうわけで試食の詳細は以下から。:新着情報:なか卯(なか卯は「元気になるごはん」を提供する和風ファストフードチェーンです。)
なか卯に到着。
お店の前では「担々うどん」の旗が寒風に揺らめいていました。中へ入ってみましょう。
店内にも担々うどんのポスターが。
券売機はこんな感じ。「担々うどん」は490円。「小担々うどん」は250円です。
「担々うどん定食(590円)」は離れたところにありました。今回はこの担々うどん定食を頼んでみます。
待つこと数分、担々うどん定食がやってきました。担々うどんにご飯と漬け物が付いてきます。
これが「担々うどん」。鶏そぼろがかなり入っています。具材の種類やスープの赤さといい、めんが白くて太い事以外はどう見ても担々麺です。
漬け物は白菜を使ったシンプルなもの。
「牛丼並盛りのご飯よりもちょっと多いのでは?」と思うほどご飯の量が多かったです。
鶏そぼろの上にはゴマがパラパラと降りかかっていて実においしそう。
早速いただきます。
めんはそれほどスープとは絡まず、ちょうどカレーうどんのような感じ。めんがツルツルとはしから逃げるので汁が跳ね飛んでしまいがちですが、スープや具材が作る「担々麺の味」とマッチしていて、特に違和感なく食べ進めることができました。めんの太さは一般的なうどんのサイズで結構弾力があり、後半になっても食べ飽きることはありません。もう少しめんの量が多ければ具材とのバランスがもっと良くなるかも。
モリモリと入っている鶏そぼろは程よい歯ごたえでスープやめんとの相性が抜群です。ただ、スープをよく吸っているからなのか、ちょっとだけ油っこさが強いのが気になりました。
一般的な担々麺と同様、スープには油がよく浮いています。ドロッとした濃厚さがあり、ゴマペーストの味がしっかりと伝わってきたことが印象的でした。辛さはわりと強いので、普段から担々麺の辛さが気にならない人ならともかく、辛さに弱い人だと結構苦戦するのではと思いました。
担々うどん定食を頼んだ場合に付いてくるご飯は、めんを食べきった後にスープへ投入して食べると2度楽しめるのでかなりの満足感があります。
中華料理屋やラーメン店などで食べる本格的な担々麺ほどではないものの、単品490円を考慮すれば十分に満足のいく新メニューと言えるのではないでしょうか。
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