NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、イー・モバイルの4社が九州新幹線のトンネルに基地局を設置
今年3月12日に新大阪~鹿児島中央間が開通する九州新幹線ですが、やはり気になるのは「走行中に携帯電話を使えるのか」というところ。
残念ながら新幹線車内でのインターネットサービスは新大阪~東京間でしか提供されていないため、出張時などに通信できるかどうかは非常に大事なところであると思われますが、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの4社が九州新幹線のトンネルに基地局を設置したことを発表しました。
詳細は以下から。
九州新幹線のトンネル内における携帯電話のサービスエリアについて | 2011年 | KDDI株式会社
NTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルが共同で発表したプレスリリースによると、2011年3月12日 (土) に全線開業する九州新幹線のトンネル内において、携帯電話の通話やデータ通信が利用できるようにエリアを整備し、準備が整ったそうです。
対象となるエリアは博多駅~新鳥栖駅間にある全てのトンネルで、最長となる長さ12kmの「筑紫トンネル」を含む以下の3つが対象。
梶原トンネル (360m)、那珂川トンネル (1060m)、筑紫トンネル (1万2115m)
なお、NTTドコモの第2世代携帯電話「mova」端末は利用できないほか、KDDIのau端末も以下のリストに該当しない一部機種では利用できないとされています。
サービスエリア拡大・品質向上地域 対応機種 | サービスエリア | au by KDDI
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