レビュー

シックなカラーと細かい出力調整が魅力のパナソニックのオーブンレンジ「三つ星ビストロ NE-A263-CK」を買ってみました


編集部に設置する電子レンジの買い換えに伴い、先日新たに購入した東芝「石窯オーブン ER-H8」を紹介しましたが、別の部屋で使うために購入したパナソニック「三つ星ビストロ NE-A263-CK」のレビューをお届けします。

電子レンジなんてどれも変わらないだろうと思っていたら大間違いで、現在市販されている電子レンジは、オーブン機能を除くと1万円以下から、オーブンレンジの最上級のものは15万円以上まで、極めて幅の広いラインナップが展開されています。今回はオーブンレンジの中でも、オフィスで使うという用途に合わせて、ある程度機能を絞った機種を選んでいます。


というわけで、パナソニック「三つ星ビストロ NE-A263-CK」を選定した理由と実際に使ってみた様子は以下から。電子レンジの選び方の参考にしてみるのもいいかもしれません。スチームオーブンレンジ NE-A263-CK 商品概要 | レンジ | Panasonic

東芝「石窯オーブン ER-H8」の記事でも紹介しましたが、今回は以下のような基準で電子レンジを選んでいます。

◆電子レンジ選定の基準
・最大出力1000W
・赤外線センサー付き
・スチームによる庫内清掃が可能
・発売したのがなるべく最近

・出力
できるだけ温めにかかる時間の短いものを選ぶための基準です。現在、家庭用レンジとしては1000Wが最高の出力値となっており、コンビニなどで使用される業務用の1800Wなどのものは、200V電源を必要とするため、家庭用の100V電源では使用できないようです。

・センサー
電子レンジのセンサーには、「蒸気センサー」「重量センサー」「赤外線センサー」の3種類があります。蒸気センサーは食べ物から出る蒸気を感知して温度を計りますが、ラップなどで蒸気を閉じ込めると温め過ぎてしまうという欠点があります。重量センサーは庫内に置かれた食べ物の重さを計測して温める時間を調節する機能ですが、容器の重さによっては温め過ぎてしまったりする注意が必要。赤外線センサーは、温めているものの表面温度を感知しながら温められるので、他のセンサーに比べて温めムラや誤差が少なくなるようです。そこで今回は赤外線センサー付きのものを選ぶことにしました。なお、オーブン・グリル使用時に使われる「温度センサー」もありますが、オーブン機能を重視しないため、今回は基準から除外しました。

・スチーム
スチームを利用すると、油や固まったカレーなどの落ちにくい汚れを浮かせて落とすことができるようになり、清掃時間を短縮することが可能になります。加えて、スチームを使うと肉まんなどがよりフカフカに温められるという魅力もあります。

・発売時期
発売時期が古いものだと省エネ効率が悪い可能性があるためです。また、耐用年数やセンサーその他の機能についても影響する可能性があるため、発売時期は2010年中に限定しました。
これらの基準を満たしつつ、なるべく庫内容量が大きく、なおかつ安いものを選んでいます。

こちらが届いた状態のパナソニック「三つ星ビストロ NE-A263-CK」。購入時の価格は3万9550円。


開いてみると、箱の天面内側に保証書と付属品の明細がありました。


中はこんな感じ。


箱から取り出したところ。


正面から見るとこんな感じ。外形寸法は幅529×奥行400×高さ340mm。(ハンドルなどを入れた最大奥行寸法:443mm、ドア開放時の奥行寸法:655mm )


斜めから見たところ。


背面はこんな感じ。


開封時に本体についていた省エネ機能についての説明が書かれた紙。電源プラグを差しても起動しない場合、ドアを開閉すると電源が入るようです。


自動温めのメニュー表が書かれています。


庫内には付属品が入っています。


付属品は、まず用途によって使い分けできるグリル用のプレート2枚。


取扱説明書。


ミトン。


庫内の様子。パナソニック「三つ星ビストロ NE-A263-CK」は、庫内容量が26Lと東芝「石窯オーブン ER-H8」よりやや小さめです。


庫内容量が少ない代わりに、こちらは出力の手動調整が他のレンジよりも細かく設定できます。卵などの微妙な温度の調節が必要な食品を温める場合に役立つようです。


東芝ER-H8同様、ご飯を温めてみました。


プラスチックトレーの重さは9g。


トレーと合わせて259g。ごはんの重さはちょうど250gです。


東芝「石窯オーブン ER-H8」でご飯を自動温めしているムービー。250gのご飯をプラスチックトレーに入れて温めた場合、2分12秒かかりました。温め開始から50秒で現在のご飯の温度が表示され、だんだん温まっていくのが分かります。


続いては「蓬莱の豚まん」をスチーム機能を使って温めてみました。


豚まんを温める場合、「5 中華まんあたため」の機能を使用します。


中華まんの大きさに合わせて、微妙な調整が可能。


「5 中華まんあたため」を使うための操作は、写真中央の「自動メニュー/時間」と書かれたつまみを回転させて液晶の表示を「5」に合わせ、「あたためスタート」を押すだけ。操作の様子は以下のムービーでチェックできます。


こちらが実際に「5 中華まんあたため」で中華まんを温めた様子。5分12秒かかりました。温め開始から41秒で残り時間が表示されています。


こちらも操作は非常に簡単で、自動メニュー表も機体に書かれているので、操作にあたって特に覚えることが無いのはありがたいところ。自動温めの際に温度の変化が見られるのも面白い部分で、もちろん目標温度の設定もできますが、「猫舌なのでアツアツにされると困る、ちょっとぬるめで終わらせたい」という人は重宝するかもしれません。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
お手ごろ価格で容量は最大クラスのオーブンレンジ東芝「石窯オーブン ER-H8」を買ってみました - GIGAZINE

家電量販店の延長保証、一番良いのはどこなのかを比べてみた 2010年版 - GIGAZINE

メーカーの「信者」は本当にいるのか?成長著しい「価格.com」を運営するカカクコム社でいろいろ聞いてきた - GIGAZINE

「ScanSnap S1100」が本当に便利なのか過去の機種と比較しながら使ってみた - GIGAZINE

これで忙しい日も一安心、コンパクトな「USB電子レンジ」が登場 - GIGAZINE

ニンジンを電子レンジで加熱したらスパークした - GIGAZINE

電子レンジに入れてはいけないものを入れてチンしてみるムービー - GIGAZINE

in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.