取材

「偽アンパンマンTシャツ」販売で逮捕された日本橋の衣料品店「KING」、過去に『無銭LAN』などの販売も


アニメ「それいけ!アンパンマン」のキャラクターを険しい表情に改変し、プリントしたTシャツを販売目的で所持していたとして、大阪の電気店街・日本橋の衣料品店「KING」の店長らが偽物の著作権法違反の疑いで逮捕されましたが、同店は先日販売者と購入者の両方が逮捕された、他人の無線LANにタダ乗りできる『無銭LAN』と呼ばれる機器などを過去に販売していました。

詳細は以下から。
GIGAZINE編集部が撮影した今年4月時点での「KING」の店頭。衣料品以外にも「インターネットが無料で出来る!!」として、『無銭LAN』と呼ばれる「G-SKY」や、ニンテンドーDSでコピーしたソフトがプレイ可能になる「マジコン」と呼ばれる機器も販売されていました。


今回逮捕のきっかけとなった「それいけ!アンパンマン」のTシャツ以外に、「ドラえもん」を改変したTシャツも。


「KING」は日本橋に複数店舗を構えており、こちらの店舗でも路上にスタンドを出して『無銭LAN』機器が大々的に販売されていました。


なお、今回の逮捕につながった「アンパンマンTシャツ」はこんな感じ。


ちなみに『無銭LAN』機器を使って無線LANにタダ乗りすること自体については法整備が行われていないため取り締まることが非常に難しく、『無銭LAN』機器の販売者や購入者が逮捕されたのも、タダ乗り行為ではなく機器の電波出力が規定値を超えていたことを理由としていることから、もし電波出力が通常のものであれば取り締まることがさらに困難になってしまいます。

そして本来は無線LANのタダ乗り行為を法で規制するべきであるため、「電波法違反」での逮捕は筋が悪すぎるという指摘が行われています。


無線LANのタダ乗り可能な無線LANアダプターの販売業社が摘発 - スラッシュドット・ジャパン

「電波法違反(無線局の無許可開設)のほう助」は筋が悪すぎるよ。
無線局の開設は、無線局を開設しようとするものがその免許を取得するのが筋なのであって、つまり販売時には技術基準適合証明付きなどの、予め認められた一部の零細な利用について以外であれば、販売してから免許の取得が行われる(局完成後でないと免許の取得は行えないはず)。これが認めら得るのであれば、この手の摘発について警察はほぼフリーハンドになる。
つまり、無線関係の業者で、何か気に入らないことがあれば摘発可能になる、ということだ。

本来、無線LANのただ乗りを法で規制する(また、そのための論議を行う)べきところを、別件逮捕を行うという形でなんとかする、というのは全く以てまずい。もう全然駄目駄目でしょう。
「警察を信用しろ」?莫迦な事言っちゃいけない、本当に最近の警察が信用できるものか。まぁ、この手の点数稼ぎに喝采を浴びせるような連中がいるから警察はこういう事をやめないのだろうが、公権力というのはもっと抑制的に振舞われなければならない。こういうことの細かい積み重ねの先に、例のちょび髭の伍長は存在したんだから。

なお、『無銭LAN』機器を販売していたとして逮捕された「ファニープレイス」は4月の時点で日本橋を縦断する大阪市内有数の大通り・堺筋に面したところで露店を構えた上で販売を行っていましたが、すでに大阪府警は今年2月から同機器の購入客10人を特定し、その後の違法行為があるかなどについて内定調査を続けるなど、ファニープレイスに対する捜査を開始していたとされています。

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in 取材, Posted by darkhorse_log

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