あの名作や大作がB級ゾンビ映画だったら……という設定で描かれたやけにリアルなポスターたち
誰もが一度は見たことがあるおなじみの名作・大作映画のポスターをゾンビ映画風のパロディにした、イラストレーターのMatt Busch氏による「Hollywood is Dead」シリーズを紹介します。
どれも「実際にこんな映画がありそう」と思わせるリアルな出来栄えのポスターは、元のポスターをデジタル加工したというわけではなく、すべてBusch氏の手により紙と筆を使って描かれているそうです。
画像は以下から。Hollywood is Dead
一度死んでさらにパワーアップした「キングコング」
「ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)」ではなく「ティファニーを朝食に(Breakfast is Tiffany)」。きっとオードリー・ヘプバーン演じる主人公がティファニーという名のもう1人のヒロインを襲うゾンビパニック映画ですね。
「腐った国より愛をこめて」、殺しのライセンスは「666」です。
「新たなる希望(A New Hope)」ならぬ「新たなる疫病(A New Epidemic)」ですが、邦題は「新たなる絶望」にでもなるのかもしれません。
続編は素直に「ゾンビの逆襲」で良さそう。
「ゾンビの黙示録」は、途中までそのままで、「ジャングルの奥には、カーツ大佐のゾンビ王国があった……」的な展開に自然に行けるような気がします。
名作ミュージカル「グリース」もゾンビ・バージョンだと「スリラー」っぽい曲が使われるのでしょうか。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ならぬ「Bleak is the Future(未来は暗い)」。
「ゴーストバスターズ」はゴーストをゾンビに置き換えるだけでそのまま行けそうですが、ゴーストを倒してもゾンビとなってよみがえってくる……というややこしい展開になるのでしょうか。
「E.T.」は見た目にあまり変化はありませんが、包丁が怖いです。
「グーニーズ」ならぬ「Gloomies(陰鬱軍団)」はゾンビの子どもたちには大人気の娯楽大作かもしれません。
「カラーパープル」は「キラーパープル」に。スピルバーグ作品はゾンビ界でも大人気の模様。
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」は「インディ・ボーンズ/最後の死体」に。
ジュリア・ロバーツの大人なティンカーベルが見られるある意味奇作な「フック」ですが、ゾンビ版はさらにクレイジーなのでしょうか。
「バッド・ピット」と「デッドワード・ノートン」の「ファイト・クラブ」
ディズニー映画もゾンビ化。「リトル・マーメイド」は「リーサル・マーメイド(必殺マーメイド)」になっています。
「トイ・ストーリー」は「トイ・ゴーリー(おもちゃ血みどろ)」に。
「ハリー・ポッター」は黒魔術の使い手「Scary Rotter(怖くて腐ったやつ)」に。
「Cadaver(死体)」の「アバター」で「Cadavatar」
このほかにもさまざまなゾンビ化された名作映画たちを以下のサイトから見ることができます。
Hollywood is Dead
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