醤油の旨味が効いた黒色スープが特徴の「行列のできるラーメン 富山ブラック」試食レビュー
日清から「行列のできるラーメン」シリーズの新商品「富山ブラック」が11月22日に発売されたということで、早速買ってきてみました。
「富山ブラック」というのはもともと富山のご当地ラーメンらしいのですが、その発祥が変わっていて、Wikipediaによれば「1955年頃、富山市中心部で富山大空襲の復興事業を行っていた食べ盛りな若者の昼食として、また汗をかく肉体労働者のための塩分補給として、醤油を濃くしたスープのラーメンを作ったのが起源」だそうです。
スープが黒くなるほどの醤油というと、かなりの濃厚なスープが予想されますが、いったいどんな味になっているのでしょうか。
「行列のできる店のラーメン 富山ブラック」の実際の見た目と味は以下から。日清食品:行列のできる店のラーメン 富山
こちらが「富山ブラック」。黒光りするパッケージがいかにも攻撃的。
「麺まで富山風」という表示。
富山風の麺とは、ここでは「手もみ風中太麺」を指すようです。この麺と黒色のスープが、富山ブラックの特徴であるとのこと。
パッケージ側面は黒地に白抜き文字。
1食125gあたり食塩相当量は8.9g。同じ日清の「カップヌードル」は1食77g中に5.1gなので、かなりの塩分量です。
原材料表示。原材料の一部に「いか」が含まれているようなので、アレルギーのある人は注意が必要です。
ふたを開けてみました。スープとかやく以外にもなにか入っています。
中身を取り出してみました。スープ、かやくのほかは、焼豚と黒コショウでした。
焼豚が大きめだったので、Suicaと大きさを比較してみました。カップ麺としてはなかなかのサイズではないでしょうか。
かやくと焼豚を投入。
お湯を注いだところ。この瞬間から、かなり強烈な長ネギの香りが漂います。
待ち時間はちょっと長めの4分。
麺をほぐして、スープを投入します。たしかにスープは真っ黒。
スープを投入したところは何も見えなくなってしまいました。
黒コショウも投入します。
かき混ぜたところ。たしかに黒いスープですが、真っ黒というよりも、まさしく濃い醤油という感じ。
すぐさま焼豚に醤油の色がつきました。
いただきます。味も香りも、ほかのカップ麺ではちょっと感じられない「醤油そのもの」になっています。ダシや具材の味よりもストレートに醤油の味。太めの麺でなければ、完全に負けてしまうであろう濃厚さです。焼豚は大きめですが柔らかく、口に入れるとすぐに崩れる感じ。なにより醤油の「塩辛さ」に驚きます。これを食べるときは飲み物を用意したほうがいいでしょう。
その名に恥じない黒さと醤油の強さを発揮してくれた「富山ブラック」(税込283円)ですが、これまでの醤油味カップ麺に物足りなさを感じていた人は食べてみてもいいかもしれません。
・関連記事
GIGAZINE(ギガジン) - 後入れスパイスでカレー味をプラス、エースコック「ワンタンメンどんぶり 後入れカレー仕上げ」試食レビュー
天下一品富田林店で時間無制限食べ放題のバイキングを食べてきました - GIGAZINE
チーズ星人来訪10周年記念で新発売の「カップヌードル 欧風チーズカレー」など3種類を食べてみました - GIGAZINE
通常の3倍のみそ量を誇る「サッポロ一番 濃い味 みそラーメン」試食レビュー - GIGAZINE
・関連コンテンツ