意外と知られていない人間の足についての17の秘密
人間の足について、面白い事実がいろいろと紹介されていました。
足の裏にかく汗の秘密や1日の歩行量、さらには世界一足の裏のニオイをかぎまくっている女性の存在など意外すぎる内容ばかりで、足に対する見方がちょっと変わってしまうかも。
Facts About the Feet
http://www.active-sandals.com/factsaboutfeet.html
世界一大きな足の持ち主は、そのあまりにも大きな体格で知られた俳優のMatthew McGroryで、何と靴のサイズはアメリカの表記で28 1/2サイズ(日本のサイズに換算すると65.5cm)と、とんでもない大きさだったと言います。
クサイと思いながらもついつい嗅いでしまう足のニオイについても世界記録があります。世界一足のニオイを嗅ぎまくったMadeline Albrechtさんはニオイに関する研究所に勤める女性。足のニオイや脇の下のニオイなどを嗅ぎまくるのが仕事で、これまでに5600足ものニオイをかいできたというからただただ驚きです。
人は平均して、1日におよそ1万歩ほど歩くそうです。この計算で行くと、一生のうちに11万5000マイル(18万5074キロ)歩くことになり、その距離は世界一周を4回できるほどになります。
人間の体全体の骨量の25%が足に集中しているということで、いかに足が頑丈に作られているかが分かります。
平均的な女性は、男性と比べると、意外にも1日辺りの歩行量が3マイル(約4.8キロメートル)多いとのこと。
春夏秋冬問わず、足は汗ばみやすいと感じる人も多いかと思いますが、それもそのはず。両足の裏にはおよそ25万もの汗腺があるからです。
そして、膨大な汗腺からは1日辺りハーフ・パイント(約236.5ml)の汗が噴き出しているとのこと。料理に使う200mlの計量カップ1杯強にあたる量ですね。
走る時、その人の足には体重の4倍もの負荷がかかっています。
世界で最初に作られた靴は500万年前、氷河期に発明されたもので、動物の毛皮で作られていたと言われています。
靴を買いに行くなら午後が最適。なぜなら、足は午後に1番大きくなるため、後からサイズが合わないということが少なくなるからです。
靴はオシャレの要でもありますが、10人中9人の女性が足に対して小さすぎる靴を履いているそうです。オシャレはガマンということなのでしょうか……。
そんな状況のためか、女性は足のトラブルに悩まされやすく、男性の4倍の確率で足に何らかの問題を抱えているようです。
足のつめ、そして手のつめは温暖な気候の中にいると伸びやすくなるとのこと。また、思春期や妊娠期にも伸びやすくなるそうです。
靴を左右の区別をつけて最初に作ったのはローマ人。それまではスリッパのように、左右どちらでも履けるようなものが作られていたのだとか。
足は座っている時よりも立ち上がった時の方が2サイズほど大きくなります。
靴のサイズという概念はイングランド王エドワード2世により作られました。彼は1324年に1インチの3分の1にあたるbarleycomという単位を制定した人物でもあります。
足は公衆シャワーを介してイボや水虫、白癬への感染などいろいろな疾病にかかることもあるようです。
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