深夜の投稿にご用心、FacebookやTwitterに投稿する前にシラフ度を判定する「Social Media Sobriety Test」
飲んで騒いで帰宅したあと、なんとなく人恋しい気分で寝る前にSNSにログインしてみたり、その日の飲み会で撮った写真を早速Twitterやブログなどに投稿してみた経験のある人も多いかもしれません。しかし、翌朝しらふに戻ったときに、恥ずかしい酔っぱらいツイートに赤面したり、白目をむいた酔っぱらい写真を慌てて削除したことのある人もいるのではないでしょうか?
深夜の自分が信用できない、という人のためにセキュリティソフトウェア会社のWebrootが、深夜にFacebookやTwitterに投稿する前にしらふ度判定テストをしてくれる無料ブラウザエクステンション(プラグイン)「Social Media Sobriety Test」を開発しました。
詳細は以下から。Social Media Sobriety Test on Vimeo
友人の赤ちゃんの写真に「頭でっかちね!」と本音のコメントをつけてしまう午前1時31分。こんな時間の投稿が、友情を壊すことにもなりかねません。
そこで便利なのがこの「Social Media Sobriety Test」。アンチウイルスメーカーが作ったもので、外敵(ウイルス)からだけでなく内なる敵(酔っぱらった自分)からもあなたを守る、という趣旨のようです。
FacebookやMySpace、Twitter、Flickr、YouTubeなどからブロックしたいサイトを選び、「何時から何時まではテストをクリアしないと投稿できない」という時間を指定できます。
指定した時間内にFacebookなどにログインしようとすると……
「Sobriety Test(しらふ度テスト)」が起動。
これは、動く指をカーソルで追いかける「Follow the Finger」テスト。
カーソルが円の外に出てしまうと失敗です。
不合格。
不合格の場合、恥ずかしい酔っぱらい投稿のかわりに「ダンは現在泥酔のため投稿できません」といったメッセージが表示されます。
酔っぱらってSNSに恥ずかしい投稿をしてしまった経験があるという人、そんな経験はないけどしらふ度テストを受けてみたいという人は、以下のリンクからダウンロードできます。
Social Media Sobriety Test
ブラウザエクステンションなので、ダウンロード後にブラウザを再起動すると、設定画面が開きます。ここでどのソーシャルメディアを何時から何時までブロックするかを設定して、「Save Settings」をクリック。
これで「Social Media Sobriety Test」のプレファレンスは設定され、あなたは「内なる敵」から守られています。
FacebookやTwitterなどのほかに、カスタムURLを入力することもできるので、よく使うSNSを登録しておくと安心かもしれません。
設定を完了した状態で試しにTwitterにログインしようとしてみると……
こんなテストが立ち上がりました。アルファベットを後ろから、ZからAまで60秒以内にタイプしなければいけません。3回失敗でアウトです。
この時はしらふだったので何とかクリアすることができましたが、確かにこれは酔っている時には厳しいかも。このほかにもさまざまな種類のテストが用意され、ランダムに出てくるようです。
酔った勢いで投稿した日記に後日赤面したり、本音を吐いて友人と気まずくなる程度ならよいのですが、酔った勢いで恥ずかしい写真をSNSに投稿して会社をクビになったり、軽犯罪を告白して内定取り消しになったりといった話もあるようなので、インターネットを使う上で「酔ったときの自分」という内なる敵は、ウイルスと同じくらい怖いものなのかもしれません。
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