試食

名前の割にそんなに辛くない、スパイスが絡み合った複雑な香りのするポテトチップス「カライー」試食レビュー


辛さをウリにしたポテトチップスはいろいろありますが、その中でもちょっと変わった方向性で攻めている新商品「karai(カライー)」がコンビニで売られていたので、さっそく買って食べてみました。

「今までになかった、ちょっと贅沢でココチよい辛さ」らしいのですが、どういった形でこれまでの激辛系スナックと差別化を図っているのでしょうか。


「カライー」の味や香りについては以下から。商品検索 ポテトチップス カライー

エキゾチックな雰囲気のパッケージがちょっと変わっている「カライー」(税込147円)。


「香りきわ立ち、辛さじんわり」と書かれているので、東ハトの「暴君ハバネロ」シリーズのように辛さを全面に押し出したものではないっぽい。


使われているスパイスの写真がパッケージのすみにあしらわれています。


香り、旨み、辛みの3段階で味が感じられるそうです。「唐辛子と、いくつもの香辛料がつくりだす、おいしさのヒミツ」とあるので、唐辛子以外にもさまざまなスパイスが入っている様子。


パッケージの裏には、使われている主なスパイスの解説が。辛みのあとにスーッと抜けるような清涼感のがあるという「花椒(ホアジャオ)」と、強い甘みとほのかな辛み、苦みがエキゾチックな味わいを演出する「スターアニス」が代表選手らしく、これらが唐辛子にはないスパイシーさをプラスしているものと予想。


原材料名を見ると、普通なら「香辛料」で済まされるようなスパイス類が、「スターアニスパウダー」「シナモンパウダー」といった感じで列挙されています。エスニック風味かと思いきや、「しょうゆ風味調味料」も入っているため和洋折衷といった感じなのかも。


カロリーは1袋あたり322kcal。


さっそくごっそりとお皿に移してみました。


色はそんなに赤っぽくなく、香りもほんのりといった感じ。


スパイスの粒がところどころくっついています。食べてみたところ、いろいろスパイスが入っているようだったのですが、1つひとつの要素はよく分からず、複雑に絡まり合っていながらも遠くから香ってくる感じで、エスニック料理に苦手意識がある人でも食べられる程度。辛さはあとからほんの少し舌をピリリとさせる程度で、あくまで味のアクセントといった感じです。後をひくおいしさではありますが、パッケージから受けたほどの奇抜さはなく、おいしく食べられたものの個性はあまり感じられない味わいでした。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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