軽量コンパクトな高性能ノート「Let’snote J9」が登場、着脱可能な「ジャケット」装備で高耐久性を実現
9月上旬にパナソニックが世界トップクラスの性能と約14.5時間駆動を実現したLet'snoteの2010年秋冬モデルを発表しましたが、本日2010年秋冬モデルの新たなラインナップとして軽量でコンパクトな「Let'snote J9」が発表されました。
コンパクトな「Rシリーズ」の流れをくむ「Let'snote J9」ですが、約15秒で起動できるほか、着脱可能な「ジャケット」を装着することで高耐久性を実現するなど、非常に興味深いモデルとなっています。
詳細は以下から。
モバイルノートパソコン Let'snote 「J9シリーズ」発売 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic
このリリースによると、パナソニックは2010年10月15日からLet'snoteの新製品として10.1インチ(1366×768)液晶ディスプレイや、同ディスプレイを搭載したモデルとしては世界初となる標準電圧版のCPUを搭載した「J9シリーズ」を発売するそうです。
「J9シリーズ」は「クイックブートマネージャー」を採用することで約15秒で起動できるほか、IEEE802.11n対応の無線LANやモバイルWiMAX、1000BASE-T対応の有線LAN、HDMI端子などを搭載。
頑丈性、機能性、機動力を兼ね備えた専用ジャケットが付属することで「76cm(底面)動作落下試験」「天面全体で100kgf加圧振動試験」に対応。「スタンダードモデル」と「ハイパフォーマンスモデル」の2機種がラインナップされています。
シフォンホワイトのジャケットが付属した「スタンダードモデル」はCPUにIntel Core i3-370M(2.40GHz)や2GBメモリ、160GBのHDDを搭載。付属のバッテリーパック(S)を装着した場合の駆動時間は約7.5時間で、別売りのバッテリーパック(L)装着時は約11時間。本体重量は約1185グラムで、ジャケット非装着時は約970グラム。
また、パンサーブラックのジャケットが付属した「ハイパフォーマンスモデル」はIntel Core i5-460M(2.53GHz、「Intel Turbo Boost Technology」利用時は最大2.80GHz)や2GBメモリ、160GBのHDDを搭載。付属のバッテリーパック(L)を装着した場合の駆動時間は約12時間で、別売りのバッテリーパック(S)装着時は約8時間。本体重量は約1205グラムで、ジャケット非装着時は約990グラム。
従来モデルとなる「R9」と「J9」のスタンダードモデル、ハイパフォーマンスモデルのベンチマークを比較したところ。ハイパフォーマンスモデルは約1.8倍の処理速度を実現しています。
なお、パナソニックの公式通販サイト「マイレッツ倶楽部」ではさらにハイスペックな「プレミアムモデル」がラインナップされており、Intel Core i7-640M(2.80GHz、「Intel Turbo Boost Technology」利用時は最大3.46GHz)、4GBメモリ、256GBのSSDなどを備えています。
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