小学生には大人気?予想外にリアルな「ラジコンうんこ」に街中が悲鳴に包まれる

白昼の街に突如として現れた、陽光を浴びててらてらと輝く、質感まで精巧に再現されたリアルな「うんこ」。よく見るとタイヤがついていて、ラジコンによる遠隔操作で動き出し、「シャーッ」と不気味な音を立てながら街行く人を追いかけ始めると、大人も子どもも喜々として悲鳴を上げながら逃げ惑います。
実際に遭遇するとかなり衝撃的かもしれないイタズラですが、実はかなり深い意味が込められているようです。
WaterAid presents: The remote control poo - YouTube

公衆トイレの扉の下に潜む不穏な影。

仕掛け人が握りしめたコントローラーのスイッチを入れると……

「シャーッ」と音を立ててうんこが滑り出します。

場所が場所なだけに、遭遇すると本物と見間違える可能性は高そうです。

白昼のロンドンの街へ繰り出したラジコンうんこ君。

「キャッ」と驚きの声を上げたあと、思わず失笑する女性たち。

雑踏をかき分けて進むうんこ君。

興味しんしんながらも、ちょっと怖がっている様子の子ども。

今度は2匹で出陣。

ベンチで読書中に突如として足元を襲ううんこを、必死で避けようとする男性。

本物ではないと気付いたのか、笑顔を見せます。

口をあんぐり開けて、うんこの動きに見入る子ども。

うんことすれ違った兄弟。

一度すれ違ったあとUターンしてついて来るうんこに、満面の笑顔を見せます。

大人なのに必死になってダッシュでうんこから逃げる、ノリの良い通行人。うんこは街にひとときの笑いをもたらしたようです。

しかし、ロンドンの街に現れた「ラジコンうんこ」は笑い事で済まされても、世界には笑い事ではなく「うんこから逃げられない」人々、トイレがない環境で暮らす人々が26億人もいます。この不衛生な状態が下痢の原因になり、発展途上国では1日に4000人の子どもたちが下痢により亡くなっているそうです。今回のラジコンうんこは、「Dig toilets, not graves(墓を掘らずにトイレを掘ろう)」という、NPOWaterAidのキャンペーンの一環として実施されたとのことです。

・関連記事
「ウンコちゃんの家具屋さん」のトラックに遭遇しました - GIGAZINE
もはや理解の域を超えた「ゆるキャラ」が活躍中、その名も「う○こさん」 - GIGAZINE
「自宅にトイレがない」という理由で逮捕されました - GIGAZINE
便秘気味の人に朗報、洋式便所での正しいきばり方 - GIGAZINE
男性用か女性用かなんとなく理解できる世界のトイレの標識いろいろ - GIGAZINE
どこか間違っている気がする、トイレのマナーを解説した看板 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in 動画, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article Is it very popular with elementary schoo….