東芝が「裸眼3Dテレビ」の価格や発売日を発表へ、年内発売を予定
東芝が世界初となるメガネ不要の裸眼3D液晶テレビを発売する予定であることが読売新聞社の報道によって明らかになったことをお伝えしましたが、いよいよ価格や発売日などの詳細が発表されることが明らかになりました。
詳細は以下から。
年内発売を目標 まずは国内投入 東芝 裸眼3Dテレビ来月発表 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
産経新聞社の報道によると、ドイツのベルリンで行われている家電業界の見本市「IFA2010」の会場において、東芝ビジュアルプロダクツ社の大角正明社長が専用メガネを用いずに裸眼で立体映像を楽しめる3D液晶テレビについて、10月に価格やサイズなどの詳細を発表することを明らかにしたそうです。
投入を予定している裸眼3D液晶テレビのサイズについて、大角社長は「40インチ以上の大型サイズではパネル技術や映像処理の面でも厳しい」と説明した上で、東芝の研究開発センターと東芝モバイルディスプレイが今年4月に開発した1280×800の21インチモデルなど、中小型が中心となる可能性を示しており、発売は年内になる見込み。
これが東芝が開発した裸眼3D対応ディスプレイです。
また、液晶テレビの普及率が50%以下にとどまっているドイツやロシアなどをはじめとした欧州での液晶テレビ販売強化のため、2011年の春から夏にかけてロシアでの液晶テレビ生産に乗り出す方針であることも述べています。
読売新聞社の報道では販売価格が数十万円になる見込みとされていた世界初の裸眼3D液晶テレビですが、家庭のリビングで利用するには物足りない21インチなどが中心なので、普及にはしばらく時間がかかりそうです。
・関連記事
世界初の「3Dスマートフォン」と思われるコンセプトモデルをシャープが展示、将来的には「3Dタブレット」も登場か - GIGAZINE
ソニーが「メガネ不要の3Dテレビ」を開発していることを明らかに - GIGAZINE
各社参入で3Dテレビでも価格競争開始、すでに価格は10万円台に突入 - GIGAZINE
2D映像から自然で美しい3D映像を生成する「2D3D変換技術」を東芝が開発、3D対応の「CELL REGZA」も - GIGAZINE
・関連コンテンツ