取材

操作感が劇的に軽やかになった「ダイソンカーボンファイバーDC26」実機レビュー


ダイソンの新商品「ダイソンカーボンファイバーDC26」が発表会にて展示されていたので、いろいろと触ってみたり掃除してみたりしました。

ダイソンの掃除機と言えばパワフルな反面「重たい」「うるさい」などのイメージもありますが、今回の新商品はノズル部分の素材を一新するなどして、以前のものよりもかなり操作感が軽くなっていました。

詳細は以下から。プレゼンテーションが行われたホールの隣のスペースにテントが立てられ、ぼんやりと光を放っています。こんな仕掛けになっているとは。理由はよく分かりませんが、とりあえずかっこいい感じです。


テントは何と2つ設置されていて、片方はお試し利用のスペースになっていました。本物の畳が置かれ、そこにスタッフの人がゴミをまいてくれて、それを試しに吸ってみることができます。かなりぐんぐん吸い取ってくれるために、畳はさっときれいになります。


もう片方のテントには実機とパネルの展示が。開発の経緯と、その成果であるカーボンファイバーブラシ。


一般的なナイロンブラシでは静電気が起きてしまうため、今回の新商品では赤いナイロンブラシの部分と、それよりも毛足の長いカーボンファイバーブラシを組み合わせることで、ブラシを高速回転させても静電気を起こさずにゴミを吸引することが可能になったといいます。


赤くぽつぽつと植毛されているのがナイロンブラシ、黒くうねうねとしているのがカーボンファイバーブラシ。カーボンファイバーブラシはやわらかく、馬の毛のような感触。


他社の掃除機との比較実験の様子も展示されていました。


右が先行商品の「DC26」、左が新発売の「カーボンファイバーDC26」。ノズルに使用する素材が「DC26」まではアルミを利用していたのですが、今回から軽量化を図るためにABS樹脂ポリプロピレンに変更したところ、6.26kgだった本体重量が5.88kgと400g軽くなり、かつ手に持つ部分が軽量化されたため操作する際に非常に軽く感じるようになりました。


静音構造も追加され、これまでのモデルより音は抑えめに。


これは旧モデルからずっと採用され続けている「V-Ballテクノロジー」という技術が使われたヘッド部分。ボール型になっているため、うねうねとかなり有機的な動きをします。普通の掃除機のヘッドになれている身にはやや自由に動きすぎて扱いづらいようにも感じたのですが、あらゆるところにフィットする柔軟さはさすが。


吸引力は過去のモデルからも定評のあるものですが、個人的にかなり印象的だったのは操作性の軽さでした。旧モデルと比べて格段に軽く、カーペットを掃除する時に掃除機のヘッドを上げ下げしたり、床に置かれているものなどに併せてぐいぐいとヘッドを動かしたい人にはかなり使いやすくなっていると感じました。

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in 取材,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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