あの長寿ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」が20年目で終了へ
日本だけでなく海外でも大ヒットしたNHKの朝の連続テレビ小説「おしん」を手がけたことでも知られる脚本家・橋田壽賀子による長寿ホームドラマ「渡る世間は鬼ばかり」がついに終了することが明らかになりました。
1990年からTBS系列で1年おきに制作・放送されているドラマであるため、「見たことがなくてもタイトルを聞いたことがある」という人だけでもかなりの数にのぼりそうな同作ですが、20年の歴史に幕を下ろすことになります。
詳細は以下から。
「渡る世間は鬼ばかり」が来年終了へ 10月から最終シリーズ開始 - MSN産経ニュース
渡鬼TBSの名物ドラマ20年10作目で幕 - 芸能ニュース : nikkansports.com
TBS「渡る世間―」が終了へ 丸20年の来年9月に - 47NEWS(よんななニュース)
産経新聞社や日刊スポーツ社、共同通信社の報道によると、TBS系列の人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」が10月14日にスタートする第10シリーズをもって終了することが明らかになったそうです。
終了が決まったのは約2週間前のことで、関係者は1990年のスタートから20周年を迎えることや10シリーズ目であること、シリーズ終了までに放送回数が500回に達することなど、節目を迎えるシーズンとなるため、「出演者の皆さんが元気なうちに美しく切り上げたいという思いもあり、ここで区切りをつけようと判断した」としています。
なお、以下の「渡る世間は鬼ばかり」公式サイトに掲載された橋田壽賀子氏のコメントによると、第10シリーズはIT化や医療問題、女性と仕事などに対するメッセージなどが織り交ぜられた内容となるそうです。
TBS「橋田壽賀子ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』」
8月19日には40年以上の歴史を持つ「木曜洋画劇場」の流れを汲むテレビ東京の「水曜シアター9」が9月いっぱいで終了することが明らかになりましたが、まるで長寿番組が次々と終わっていくかのような気持ちになるのは、気のせいなのでしょうか……?
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