追湯、そして復活へ…日清ラ王が10月4日より全国発売


日清「ラ王」の生産終了を悼む「ラ王追湯式典」が開催され、大々的にサヨナラアピールをしていた「ラ王」ですが、全面リニューアルして復活し、「日清ラ王 背脂濃コク醤油」「日清ラ王 旨味豚コク味噌」が関東甲信越と静岡県では9月6日(月)から発売され、その後10月4日(月)から全国展開されることが明らかになりました。

これまでは生タイプのめんが使用されていましたが、リニューアルにあたって「次世代ノンフライめん」が採用されるそうです。また、これまでの丸いどんぶり型のカップではなく八角形のカップを使うなどいろいろと変化はあるようです。やはりあれだけインパクトのある「追湯式典」をしたのはこの復活への下準備であったようで、追湯式典のページが新ラ王の誕生をこれでもかと祝うぶっとんだ内容にチェンジされています。

詳細は以下から。ニュース詳細|ニュースリリース|会社情報|日清食品

日清ラ王、復活への挑戦
"本格ラーメンの追求"というテーマのもと、生タイプのカップめんとして1992 年に誕生した「日清ラ王」。当時としては高い価格設定であったにも関わらず、発売翌年に約1億4000万食を販売する大ヒットを記録しました。しかしながら、次々に発売される新商品との社内競合により販売数量は年々減少し続け、その結果、生タイプめんの「日清ラ王」は8月2日に生産を終了しました。
これにあたって展開した「ラ王、終わる。」という雑誌広告が大きな話題を呼ぶとともに、Twitter (ツイッター) を利用した特設ウェブサイト「ラ王追湯式典」を開設。「日清ラ王」の生産終了を惜しんで追湯 (ツイートウ) する声が20万件以上も集まりました。
しかしながら、今回、インスタントラーメン市場に再び旋風を巻き起こすべく、弊社の技術イノベーションとマーケティングの総力を注ぎ込み、「日清ラ王」の復活を図ります。


「しかしながら」という逆説部分にやや強引さを感じますが、とにもかくにも多くの人に惜しまれたラ王が追湯されたそばから復活することは確実なようです。

これが新しいラ王のパッケージ。八角形のかなり変わった形のカップになり、また商品名が金文字でどでかく配置され、分かりやすい高級感ただようデザインとなっています。


インスタントラーメンの限界を超えた"次世代めん"を新開発
今回、弊社では"太ストレート麺製法"と"3層麺製法"を組み合わせた「3層太ストレート製法」 (特許申請中)を新たに開発しました。これまで
実現できなかった多彩なめんの表現が可能となるこの革新的技術を、今回は"ノンフライめん"の製造に採用。その結果、ラーメン専門店の"生めん"に匹敵する、これまでにないおいしさを実現しました。


ラ王というブランドのアイデンティティでもあった生めんをあえて捨て、革新的な技術を使ったノンフライめんを開発して、これまでにないおいしさを実現したとのこと。太ストレートめん製法ということで、夏季限定のチキンラーメンをはじめとして、あらゆる商品を太くしている日清は、やはり今回のラ王のめんにも太めんを導入するようです。個人的には旧ラ王の適度な太さのストレートめんが好きだったので、太さよりもめん全体のクオリティーを高く仕上げてくれるのを期待したいところです。

この新商品の発売によって「ラ王追湯式典」のページに変化が起こっています。どうやら「ラ王」というのは代々受け継がれる地位のようなものであって、今回の新商品は「王位継承者」だということです……
日清ラ王生タイプに「王位継承者」、あらわる!


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in , Posted by darkhorse_log

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