NTTドコモ、個人経営の商店や飲食店から「iコンシェル」にクーポン配信などを可能に

NTTドコモが2008年から提供している位置情報連動型サービス「iコンシェル」は、ユーザーの位置情報を計測して、近隣の店舗などからクーポンなどの配信を受けることができるというものですが、ついに個人経営の商店や飲食店からもクーポンなどの配信が可能になることが本日発表されました。

これにより、さらに地域に根ざしたサービスを提供できることになります。

詳細は以下から。
NTTドコモから送付されたプレスリリースによると、本日8月18日（水）から「iコンシェル」を用いて、中小企業および個店が簡単に情報配信できる「iコンシェル提供サイト」の提供を開始したそうです。

従来は「iコンシェル」を利用して情報配信できる事業者は、iモード公式プロバイダまたはマイボックス契約者に限られていましたが、「iコンシェル提供サイト」を利用することで、事業者であれば誰でも簡単に情報配信が出来るようになるとのこと。

「iコンシェル」を利用することでユーザーの待ち受け画面に直接情報を表示できるため、よりユーザーに情報を届けやすくなるほか、キャンペーン情報やセール情報をスケジュールに自動配信したり、トルカでクーポンを配信するといった使い方も可能になることから、一歩進んだ情報配信が可能になります。

なお、専門知識が無くてもコンテンツ制作や提供が可能な簡易ツールが提供されるだけでなく、月額630円で「おまかせプラン」に加入すると、クーポン配信などのサーバースペースをNTTドコモが提供してくれるそうです。

また、今秋からNTTドコモが提供する予定の「オートGPS」と連携した情報配信も可能となり、位置情報と連動して「今」「お店の周りにいるユーザーに」情報を配信するといった、適切かつ最も効果的なタイミングでの情報配信が可能になるとされています。