IKEAが8月1日は「やっぱり家の日」と正式に制定したことが明らかに

ザリガニパーティーも催された、IKEAのプレスカンファレンスの発表内容が一体どんなものだったのかお伝えします。

明後日の8月1日を「やっぱり家の日」という記念日として正式に申請し、認定を受けていたり、700もの商品に関してプライスダウンが行われた今期のカタログが発表されるなど、盛りだくさんの内容となっていました。

詳細は以下から。発表の会場に到着。すると目の前には巨大な氷の看板が。

巨大な氷に文字が貼りつけられていて、近づくと少しひんやりします。涼しさを感じさせる凝ったディスプレイ。

大きなディスプレイを使ってプレゼンテーションが行われるようです。

ここにも先ほど見た氷の柱と、新商品と思われる家具が置かれていました。

配布された資料はこんな感じ。

中には今年度版のカタログなど、いろいろとお知らせが入っています。

ちなみにこれが8月1日配布開始のIKEAの最新カタログ。

会場にも展示されていた家具や雑貨もしっかり掲載されています。

蛇足ですが、このページ中央に載っているピンクのスツールに座ってプレゼンテーションを聞いていました。かわいい色合いで、とっさの来客には役立ちそうな一品です。

そして驚いたことに、資料と一緒に5000円分のIKEAギフトカードが配布されました。「まず報道のみなさんからお買い物いただいて、良さをひろめていただきたい」ということだそうです。

プレゼンテーションが始まりました。

IKEA JAPAN CEOのラッセ氏いわく、「IKEAはどうしたら家が一番大切な場所になるのかを60年前からずっと考えてきました。4年前、初めてストアをオープンした日本でも同じです。」とのこと。

IKEA新三郷のストアマネージャー・泉川さんによると「スウェーデンでは、統計によると7割の人が19時に家に集まっているそうです。一方、東京では21時になっても全家庭の3割が、家族全員が揃っていないんそうです。私自身、IKEAに入社してから、家族との関わり方、生き方についてこれでよかったんだろうか、と考えるようになりました。IKEAに入社したことはターニングポイントだったと思います」と日本の人たちがなかなか家に帰れていない現状を引き合いに出しながら、「カタログで見ると『こんなの、自分の部屋でできるんだろうか？』と思うものが、実際に見てみるとできたりするんです。幸せのホームファニッシングを体験していただきたいです」とキレイにまとめていました。

とはいえ、スウェーデンの家具を日本の家に取り入れるのは難しそうな印象がありますが、そんなイメージをぬぐいさるかのように畳の部屋をIKEAの家具できれいにコーディネートしている事例などが紹介されました。

IKEAのカタログ発行は60年もの間続いているとのことで、その表紙を見るとその当時の雰囲気を感じ取ることができます。

また、オフィス向けのメンバーシップサービス「IKEA BUSINESS」も8月から開始するとのことで、自宅だけでなくオフィスもIKEAの家具で安くかつオシャレにそろえることが可能になるようです。

ここで、8月1日を「やっぱり家の日」と制定するとの発表が。これは毎年夏にIKEAがその年のカタログを世界同時発表することから、日本のカタログ配布日となる8月1日を記念日として制定し、家での暮らし方を年に1度でも考えて欲しいとの思いからできたものだということ。ちなみに、「ヤ（8）っぱりイ（1）えがいちばん」という語呂合わせにもなっているということです。

日本記念日協会のお墨付き。正真正銘の記念日です。

最後に、CEOのラッセ氏が直々に質疑応答に答えていました。今回のプライスダウン商品は全部で700点で、昨年より点数自体は少なくなっているそうです。しかし昨年の対象商品はキッチン雑貨が多かったのですが、今年は家具などの大幅値下げに特化し、「よりお客様が求めていらっしゃる商品についてプライスダウンを行った」ということで、量よりも質を取った結果であるようです。新しい家具を買うならちょうどいい時期なので、興味を持った人は8月1日にIKEAを訪れて、実際に商品をいろいろと見るのもいいかもしれません。