アップルが最大12コアまで搭載可能なMac Proを8月発売予定
以前よりも50%高速になり、コアが最大12個まで増えた新しいMac Proをアップルは8月に発売すると発表しました。
詳細は以下から。
アップル - デスクトップパソコン - Mac Pro - 最大12コアの処理能力を。
http://www.apple.com/jp/macpro/
CPUはIntelのXeon「Westmere」プロセッサであれば、最大2.93GHzの12コア構成にすることができ、シングルキャッシュされたデータへのアクセスが高速化されてアプリケーションパフォーマンスが向上し、旧モデルよりも最大1.5倍高速だそうです。また、12コアのMac Proでは、Mac OS Xが24の仮想コアを認識し、Hyper-Threadingによってプロセッサが各コアの実行リソースを有効活用できるようになるため、結果的にパフォーマンスが向上するとしています。
グラフィックカードについても、1GB GDDR5メモリを搭載したATI Radeon HD 5870にアップグレード可能で、2つのMini DisplayPortには2台のApple LED Cinema Displayを簡単に接続でき、デュアルリンクDVIポートには30インチApple Cinema HD DisplayをはじめとするDVIディスプレイをつなげることができるそうです。アップグレードしない場合、標準装備であるATI Radeon HD 5770カードを2枚装着すれば、ディスプレイは合計6台まで増設可能となっています。
ハードディスクについては、3.5インチ内蔵ハードディスクドライブベイが4基装備されており、2TB Serial ATA 3Gb/sドライブを4台取り付けて最大8TBの大容量ストレージを実現。512GBのソリッドステートドライブを最大4台まで搭載できるようにもなっており、最大230MB/秒でのデータアクセス可能だそうです。
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