レビュー

iPadとiPhoneの表面を10円玉や電動ドライバーでガリガリ、超強力保護シート「invisibleSHIELD」耐久実験レビュー


iPadやiPhoneをドリルで削っても大丈夫な超強力保護シート「invisibleSHIELD」が編集部に届いたので、その防御力を試してみました。

この「invisibleSHIELD」はキズが非常につきにくい特殊な素材で出来ていることがウリで、「伸ばしてもひっかいても、ペンで突いても大丈夫!」的なプロモーション写真やムービーが公式サイト上にいろいろとアップされていて、その鉄壁の守りを見せつけています。その情報を信じて、自前のiPadやiPhoneにこのシールドを貼りつけ、10円玉から電動ドライバーまで総動員して、ガリガリと引っかいて実験してみることにしました。


驚愕の実験の様子の詳細は以下から。zaggstyle.com ナノテクノロジー採用の最強保護シールド、登場。

これがiPhone 3G/3G S用の「invisibleSHIELD」。


ちょっと変わった形のパッケージで、底にキリトリ線がついていました。


これが内容物。左からシールド本体、専用スプレー、スクレーバー(ヘラ)。シールドは表面・裏面・上部・下部と4カ所分ついています。


手をよく洗ってから、スプレーを指先にふきつけます。


まずは表面から貼っていきます。スプレーでぬらした指先でシールドをはがしながら、少しずつスプレーをふきつけていきます。シールド自体はかなり粘着力があり、スプレーしないで触ると指やシールド同士がベタッとくっついてしまうのでこの作業は必須。


裏面にふきつけ終わったら、表面にもうすくスプレーします。


通話用の穴を目安にそっとiPhoneの上に置いていきます。


スクレーバーで気泡とかスプレーの液体を外側に追い出します。付属のスプレーも液体なので、ホームボタンや通話用の穴などに入らないように作業するのがコツ。


表面についた水分は布でふきとります。


ぴちっと貼ることができました。


裏面用などは形が複雑なせいか、ところどころカットが甘い部分があったので、カッターでなぞってからはがすとスムーズです。


表面同様に指やシールドにスプレーしてはがし、iPhoneの上にそっと置きます。


上部、下部も同じようにシートをつけていきます。


スクレーバーは柔らかい素材なので曲面にもある程度沿ってくれますが、細かいところは指で作業した方がよさそう。


こちらもピッチリと貼ることができました。


それでは、「invisibleSHIELD」の実力をさっそく試していきたいと思います。まず手始めに10円キズをつけるべく、10円玉を用意してガリガリ表面をこすってみました。


YouTube - 「invisibleSHIELD」装着のiPhoneに10円キズをつけるべくガリガリする


続いて、電動ドライバーで表面をゴリゴリしてみます。鉄壁の守りを持つシールドを貼っているのだとは分かっているのですが、正直ヒヤヒヤしています。


YouTube - 「invisibleSHIELD」装着のiPhoneを電動ドライバーでゴリゴリしてみる


これだけいろいろと乱暴を働いたにもかかわらず、本体にはまったくキズがついていません。ちょっとくらいキズがついても仕方ない……と覚悟してはいたので、これは驚き。


次はiPad用に取りかかります。こちらのパッケージは細長い箱で、結構大きめ。


内容物はこんな感じ。左上から反時計回りに専用スプレー、スクレーバー、シールド(表面・裏面)、説明書。面積が広いので、専用スプレーも大きなサイズになっています。


指先にスプレーをふきつけ、貼っていきます。


シールドをはがしながら裏面にスプレーをします。iPhone用とは違って、丸めた状態で入っていることとシールド自体が大きいので、端っこを押さえてもらうなど人に手伝ってもらう方がスムーズです。


表面にもシューッとふきつけます。基本的な手順はほとんどiPhone用と同じですね。


スクレーバーで水と気泡を追い出していきます。面積が広いので、この手順も誰かに手伝ってもらった方がラクです。


なかなか追い出せない細かい気泡は、スクレーバーのカドを使ってこすってみると解消できる場合もありました。


ゴシゴシとスクレーバーで押しつけていって、なんとか貼り終えました。


裏面も同様に貼りつけていきます。


iPhoneよりちょっと苦戦しましたが、何とかはることにできました。やはり面積が大きい分、作業量が単純に多くなります。


iPhoneで実験した10円玉ではビクともしなかったので、ラジオペンチの先でガーリゴーリとやってみることに。


思いっきり力を入れてギーッと音が鳴りそうなくらい引っかいてみましたが、引っかいたそばから跡が消えていきます。
YouTube - 「invisibleSHIELD」装着のiPadの画面にラジオペンチで牙をむいてみた


もちろんiPadも電動ドライバーでガリゴリしてみます。ムービー中盤ではドライバーを垂直に立ててゴリゴリしています。


YouTube - 「invisibleSHIELD」装着のiPadを電動ドライバーでゴリゴリ


シールドをはがして確認してみたところ、本体にはキズがついていませんでした。


薄い膜だとは思えない防御力に編集部が一時騒然となりました。うっかり電動ドライバーを当ててしまっても大丈夫ということは、もちろん普通に使う分には十分すぎる性能だと感じました。今回は実験のためにいたぶってしまいましたが、「invisibleSHIELD」はあくまでキズ防止のシールドなので、落とした時の衝撃などは防御対象外。本体に不具合が生じるかもしれないので、手荒なことはしないようにしてください。

シールド自体は本体の画面よりわずかではありますが滑りづらくなるので、タッチした際のさらさら感を追求する人にはちょっと向かないかもしれません。iPhone 4用のシールドもすでに発売されているので、画面やボディにキズをつけたくない、とにかく新品の状態を保持したいという人にはおすすめです。

zaggstyle.com

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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