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ターゲットを狙いすました超ピンポイントな求職広告で見事仕事をゲットした男性

(by MichaelKPhoto)

「求人広告」といえば社会人やアルバイト経験者ならほとんどの人が実際に目にし、応募したことがあると思いますが、職を求める人の側から潜在的雇用主に対し「私にはこういう能力があり、こういう仕事を求めています。私を雇うとこんな良いことがあります」とアピールする「求職広告」を出した経験のある人は珍しいのではないでしょうか?

しかし、世界的な不況を受けて買い手市場な求人・採用動向の昨今、自分が働きたい企業が求人しているとは限らず、待っているだけではチャンスは訪れないもの。そんな中、発想力やユーモアが勝負の広告業界では、ターゲットを狙い撃ちしたクレバーな「求職広告」ひとつで誰もがうらやむ憧れの仕事をゲットしてしまった人もいるようです。


詳細は以下から。The Google Job Experiment

コピーライター兼ダイレクターのAlec Brownstein氏はGoogle AdWordsを効果的に使った低予算な「求職広告」で見事希望の仕事に就き、世界中から「その手があったか!」と羨望と賞賛の声を浴びています。

では、一体どのような広告だったのかというと、Brownstein氏本人による以下の動画でこの「Google AdWordsで仕事探し作戦」の経緯が簡潔にまとめられています。
YouTube - The Google Job Experiment


ニューヨークの広告業界で活躍する大物クリエイティブ・ディレクターが自分の名前を検索すると……


検索結果のトップに「やあ、イアン。自分の名前をググるのは楽しいよね。僕を雇うのも楽しいよ!」と名指しの広告が表示され、Brownstein氏のウェブサイトへ誘導されるというわけ。


ターゲットとされたのはDavid DrogaTony GrangerGerry GrafIan ReichenthalScott Vitroneという大物5名。


そのうちTony Granger氏以外の4名との面接にこぎつけたそうです。Granger氏には自分の名前を検索する習慣がないのかもしれませんが、ほかの4名は定期的にネット上での自分の評判をチェックしているということなのかもしれません。


そしてIan Reichenthal氏とScott Vitrone氏からは仕事のオファーを受けたとのこと。


Brownstein氏は現在大手広告代理店のヤング・アンド・ルビカムで働いているとのことです(Reichenthal氏とVitrone氏は2人ともY&R所属)。


かかった費用はたったの6ドル。


Brownstein氏はこの「求職広告」によりクリオ賞One Showのペンシルも受賞したとのこと。まさに「やったもん勝ち」なアイディアであり、2匹目のどじょうを狙うのは難しいかもしれませんが、自分の能力やこれまでやってきた仕事に自信があるという人は試してみても損はないかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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