デザイン

クールで創造力を刺激される、世界のビルボード広告いろいろ


日本では高速道路の脇などで見かける、ビルの上に設置された大型看板などを使った広告手法をビルボード広告と言いますが、海外では街中でも多く使われていて、人目を引く面白い内容のものが数多くあります。

主に立体物を併用して、実際に何かが起こっているようなリアリティを持たせているものが多く、見ているだけでわくわくしているものがたくさんあります。

詳細は以下から。
The 13 Most Creative and Interesting Billboard Advertisements - StreetLevel.com

アディダスのサッカー用シューズ「Samba」の広告。緑化や環境意識、広告看板周辺の美化について訴えているのかは分かりませんが、プラスチックで作られた緑とスニーカーを組み合わせたとてもユニークな広告となっており、熱狂的なサッカーファンと、「プラスチックでできた植物」を皮肉に感じる人をターゲットにしているように思われます。


後部座席でのシートベルト着用を促す広告。シートベルトをしていないと、事故に見舞われた時にすごい勢いで飛ばされてしまうということが見てすぐに分かります。


ものすごい切れ味を発揮しているBICのカミソリの広告。草むらだろうがあごひげだろうが何でもツルツルにしてくれそうです。


アメリカ・ノースカロライナ州にあるスーパーマーケットチェーン「ブルーム・スーパーマーケット」のプライベートブランドの広告。大きなマフィンが車を直撃していてとにかく人目を惹きそうです。


「Hubba Bubba」というメーカーのガムの広告。巨大な男の子がフーセンガムを割ってしまった様子がリアル。


保険会社があえて自社の広告ではなく、架空のペンキ会社の広告を設置、その真下でとんでもない「事故」が起こっている様子を作り出しました。真っ黄色になった車を見て、真に受けた人は「こりゃ、誰か1人くらいクビになってるな……」と思ってしまうような惨状ですが、こんな時も保険に入っていれば大丈夫、というわけ。


携帯電話を取り扱う「Cingular」は、通信が「落ちる」というのを実際に看板を落として体現しています。


肥満体の男性の重量を、看板の角度だけで表現したうまい設置方法。


南アフリカの電力会社「Eskom」のクレバーな雰囲気ただよう広告。賢く電気を使おう、ということで、ビルボードの文字が書いてある部分だけをピンポイントでライトが照らしています。


ハイネケンを内側からつかもうとする巨大な手。ビルボードを突き破りそうな雰囲気があって少しホラー風の演出にも見えます。


「ヤッチマイナー」などの名ゼリフが聞こえてきそうな映画「キル・ビル2」の広告。車が2台血まみれになってしまっていますが、実際にペイントしているのかと思うと別の意味でぞっとします。


ウイスキーが給油車の中にどぼどぼ注がれています。「給油車の中にウイスキーついだら面白いんじゃね?」という思いつきで作られた感じがひしひしと伝わってきますが、そのあけすけな感じがどこか楽しい気持ちにしてくれます。


頭痛薬「タイレノール」の広告は、ひどい頭痛をビル解体用の鉄球とクレーンで表現するというかなり思い切った内容。ものすごい痛みもぴたっと止めるというメッセージがなのだと推測されますが、とにかく頭痛のすごさを伝えるのに注力してしまって鎮痛剤の広告っぽくないような……。

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in デザイン, Posted by darkhorse_log

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