新型デュアルコアAtomプロセッサを搭載したネットブック、まもなく登場か
メモリコントローラとグラフィックスを統合することで処理性能や消費電力を改善した第2世代のAtomプロセッサを搭載したネットブックが今年初頭にメーカー各社から発売されましたが、デュアルコアとなった新型の第2世代Atomプロセッサを搭載したネットブックが登場する見通しであることが明らかになりました。
iPadの発表後、各社が参入を表明することで盛り上がりを見せ始めたタブレットパソコン市場とは裏腹に、若干落ち着き始めた感のあるネットブック市場ですが、処理速度が向上したモデルが登場することでにぎわいを見せるのでしょうか。
詳細は以下から。
Intel prepares to launch more Atom processors
この記事によると、Intelは現在発売中の第2世代Atomプロセッサ「N450」および「N470」に、新たにDDR3メモリのサポートを加えた「N455」と「N475」をまもなく発売する予定であるそうです。
これはノートパソコンメーカー関係者が明かしたもので、さらにIntelが第2世代Atomプロセッサをデュアルコア化した新型Atomプロセッサ「N500」シリーズを6月に発表する予定であることについても明かされています。
また、「N500」シリーズを搭載したネットブックについてですが、「EeePC」シリーズで知られるASUSが2010年第3四半期に発売を予定しているとされており、価格は1万8000台湾ドル(約5万4000円)になる見通しとのこと。なお、これらの情報についてIntelはコメントを拒否しています。
ちなみに第3世代となるAtomプロセッサは「Cedar Trail」というコードネームで現在開発されていますが、具体的な登場時期はまだ明らかにされていません。
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